特別の時間

三洞の三洞らしき日々

 昨日、気になっていた場所の片付けと掃除、そして軽い運動をすることができました。
 そんな気分になれたのは、ものすごく久々のことです。

 少々大袈裟な表現かもしれないけれども、「あ、自分が戻って来た!」みたいな感じがしました。
 そうしたら……こんな文章に出会えました。

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 足元のベスが心地良さそうに、僕の靴に前足を当てた。その上に顎を載せてくる。
 のんびりとした、羽毛に包まれているような柔らかい膨らみが、周囲の空気には感じられた。僕は鳥を見たことがないけれど、空を浮かぶという鳥は、まさにこんな気分ではないだろうか、と想像をしてみた。自分が鳥かもしれない、とさえ思えた。
 歴史に残るような特別さはまるでなかったけれど、僕にはこれが、特別の時間なのだ、と分かった。この特別ができるだけ長く続けばいいな、と思う。甘いかな。
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 何度目かの再読をした小説の、最後の部分。
 生まれつき盲目の青年が「特別の時間」を感じている……。
 実に良い文章だよね。
 

 幸せって、残念ながらほとんどの場合、向こうからしかやって来ないんだよね〜。
 だけど、幸せが見つかりそうな場所を探すことはできる。
 行きつけの飲み屋のような「お気に入りの場所」はその典型。

 猫たちがウチに来て分かったんだけど、犬や猫を飼うってのもまさにそうなのだろうね。
 とにかく癒されるからな〜。
 いつまで経ってもかわいいし。

 仕事も、同じスタンスでできるようになるとイイよね。
 そんな話が常にできる「こっち側」にしたいと思っています。

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