目標設定とか、マインドのあり方みたいなことについては、20年くらい前からかなり理論的に語られるようになったけれども、ありがたいことに、近年ますますそれは進歩しています。
かつては、自分の「役割」をいくつか決めて(夫とか父とか、保険営業とか、健康的に生きる人とか、釣りを楽しむ人とか、そういうこと)、それぞれの目標設定をして、日々のスケジュールに入れる……まあ、「7つの習慣」で言っていることだよね。
でも、「それが出来たら世話ないよ」になっちゃう人がとっても多い。
私がその典型だから、よ〜く分かります(笑)。
ところが今はそれが進歩していて、「達成できない目標では意味がない」ということからアプローチが始まる。
「その目標は、達成できる目標なの?」ということを脳科学的に検証する……要するに「達成できる目標設定」のやり方があるってことなのですよ。
さらにその上で、目標を達成するための脳のトレーニング方法もどんどん具体的になって来た。
これって、気づいていない人にとっては、ものすご〜く画期的なことだと思うのよ。
私のセミナーでは、冒頭の主旨説明のページで「プロスポーツ選手の肉体鍛錬と一緒」という言葉が出てくるけれども……書いていてまた自画自賛したくなりました(笑)。私は15年前からこの言葉を使っていたんだよな〜。
さらに、【Section8】は「正しい目標設定と行動計画」……これまた15年前から「正しい目標設定」という言葉を使っているのです。すごいよな〜、オレって(笑)。
しかも、「正しい目標設定」を「なりたい姿ではなくありたい姿」と規定していて、「理想の平日・休日をそれぞれ4000文字以上書く。できるだけ具体的に、かつ、『こうなりたい』ではなく『既に手に入れた状態』で書く」と明確に正しく指示しています。
その上で、「これが真の目標だからね!」と言っています。
この最重要ワークをやったおかげで「人生、変わりました!」と言ってくれる受講生がたくさんいるからね。
脳科学的なアプローチは当時の私にはできなかったけれども(その種の本がなかったから)、最新の脳科学の本に書かれていることと同じことを言っているのよ。
そして最新の脳科学の本では、目標を達成するための脳のトレーニングの方法を具体的に提示してくれているのです。
先日読んだ本では、それを「インナーサイズ」と名付けていました。
「サイズ」ってのは「エクササイズ」の「サイズ」ね。
なぜ私が、文献から学んではいない段階で、こうしたことを「感じる」ことができたのかと言うと、売れずに辞めていった人の、「売れなくて苦しんでいる状態」を、残念ながらたくさん見て来たから。
でね、苦しんでいる人の目標設定ってのは……こんな感じなのよ。
【目標】今年は2000万売る!
【方法】活動量を増やす!
今これを読んでくれている人も、似たような目標設定になっちゃっている人……結構たくさんいると思うんだよな〜(笑)。
「もっと詳しく書いてるよ!」という人であっても、本質は同じだからね。
これだと目標達成はできないし、それ以上に「苦しい日々」を過ごすことになる。
要するに「間違った目標設定」だということ。
私が言っているのは「具体的で期限付きの目標でないと達成できない」などという、誰でも知っているレベルのことではありません。
目標設定も見込み客発見のためのプロモーションでもほとんど同じなんだけど、目標があった上で、「5W1H」がないと「絵に描いた餅」になる。
その上で、「5W1H」は、「同等じゃない」んだよね〜。
「同等じゃない」って言われても、意味わかんないよね(笑)。
こういうこと。
〜〜〜〜〜〜
【目標】
→WHY(なぜそれをやるのか?)
→WHO(「あなたは」。「あなたが」じゃないのよ)
→WHEN(今年)
→WHAT(何を)
→HOW(どうやる)
〜〜〜〜〜〜
WHOの「あなたが」じゃなくて「あなたは」は、解説すると長くなるから書きません。
また、プロモーション(プロジェクト)の場合、ここは「WHOM」になります。
「同等じゃない」っていうのは、WHYは他の要素よりも上位概念だということ。
苦しみ、辞めてしまう人は、ここが「ない」、あるいは「間違っている!」のよ!!!
「あなたはなぜそれをやるのか」が、「自分にとって好ましいから(それをやるのが好きだから、上手にできるから、苦もなく自然にできてしまうから、喜んで継続できるから)」でないと、「目標を掲げただけ」「3月末には諦めている」になってしまうのよ。
これは、脳科学的にもはっきりと証明されています。
私風にとっても分かりやすく言うと、「頑張ってやる!」だと目標達成はできないってこと。
努力が必要になるほど、目標達成の可能性は低くなる。
私は無縁だけれども、ダイエットなんてその典型でしょ?
さらに「頑張ってやる!」だと、WHATとHOW(何を、どうやる)も、間違ったものになってしまう。
典型が「テレアポをもっとやる」「飛び込みに挑戦する」「職域を頑張る」みたいなこと。
あのね、それって、過去に数百万人の人が「それじゃ売れないよ」ってことを身をもって証明してくれた方法なんだぜ?
つまり「なぜ?」が間違っていると、「何を、どうやる」も間違ったものが出て来てしまう。
そうなっちゃうと……単に苦しいだけですよ。
一昨日のメルマガに書いたように、今年は年初から大発見がありました。
毎朝7時前に自然に起きることができています。
「早起き」は目標ではなかったけれども、ちゃんと早起きできています。
これなんかは私が上記で言ったことの典型だよね。
「頑張って早起きする」「眠くても我慢して起きる」だと、私には無理。
そもそもそんなことをやる気がないしね。なぜなら私の「ありたい姿」は、「寝たいだけ寝る、目覚まし時計のない生活」なのだから。
でもそれを「早い時間から飲み始める」という、私にとっては非常に好ましくて、「やめろ!」と言われてもできちゃって、苦もなく続けられる行為にしたら……とっても簡単に早起きができるようになったもんね。
もちろん今後、早起きできない日も間違いなくあるでしょう。
そうしたら「今日は早い時間から飲むぞ〜」と決めて、実行すればイイだけ。
そこには嬉しさしかないですよ。
そしてその翌朝は、きっと早起きできるはずです。
去年の年初は、「新春福袋企画」として、上記の「インナーサイズ」のようなことをしっかりと楽しくできている天才三人娘の対談をやったのよ。
今はそこに更なるおまけを付けて、教材として販売しています。
☆「あなたもなれる!〜わずか150分で幸せの量が増える」
これ、まさに新春に相応しい教材だからね。
特に、子育て中だったり、地獄社在籍(ジブ、マニュ、CCI含む)の人にはものすご〜く効くはずです。
まあとにかく、目標達成できないのは目標が間違っているから……これが最新の科学なのだということだけはしっかりと認識してくださいね。