「やりたいこと探し」の旅

生命保険営業の本質!

 明日から9泊10日の沖縄旅行です。

 私のような極端な出不精(変換したら「デブ症」と出て来たけど、私とは無縁の言葉)でも、私が行くと喜んでくれる受講生が全国各地にいるようになったから、数年前から毎年60日くらいを旅先で過ごすようになりました。

 でも、一般の人々からしたら、60日ってとっても多いよね。
 ヨーロッパ人みたいじゃん!
 今、そのことに気付きました。

 今回の9泊10日の沖縄の旅も、もちろん会社員ではなく、息子のトシくんも29歳だからこそできるのだけれども、「3つの自由」の内の「お金の自由」はまだ「そこそこ」ながらも、「時間の自由」「場所の自由」はかなり手にできているのだと思うと、とっても嬉しい気持ちになれます。

 それもこれも「社員のおかげ」&「ZOOMのおかげ」ですよ。
 ウチの会社は元々自由出勤だし、WEB担当のトモミンは自宅でのリモート仕事のこともあるのだけれども、私が不在の10日間は、曜日に関わらず誰かが必ず出勤していてくれるんだって。
 テテ&チュチュ(2匹の猫娘)の世話があるからね。
 ホント、ありがたいことです。

 しかも今回は、荷物が極端に少ない。
 沖縄の定宿のホテルの裏には巨大なイオンがあるから、物資の調達にはまったく困らないのです。
 本屋の隣がペットショップで、可愛い猫たちにも毎日会える。

 その上、今は宅配便があるからね。
 着替え(ほんの少し。下着なんて、風呂で洗って干せばすぐに乾く)も、書類も本も、スピーカーもマイクもギターも、すべて送ってしまえばイイ。
 ホント、便利な世の中になりましたよ。


 先日の誕生日の朝、とっても嬉しいLINEが来ました。

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(茜)三洞先生、お誕生日おめでとうございます!
 先日約5年ぶりに夫の実家のバリ島に行ってきました。
 娘は初めて夫の母と一緒に過ごすことができて、私も夫も娘も義母もみんな幸せな時間を過ごすことができました。
 先生のセミナーを受けずに地獄社にいたままだったら、時間的にもお金的にも厳しかったと思います。
 三洞先生のおかげで私の幸せの量がものすごく増えて感謝しています。いつも本当にありがとうございます! これからもよろしくお願いします。

(三)お金的にもちゃんとプラスになってるんだ! 嬉しいな〜。

(茜)はい、確実にプラスになってます!
 3月は月の半分くらいバリ島で遊んでも、会社員をやってた頃の倍くらいの収入が入るのでありがたいです。

(三)それはよかった!

(茜)先生のおかげです。ありがとうございます!

(三)お前が決めて、こっち側に来たからだ。
 オレのおかげじゃなくて、オレと関わったお前の行動と運。
 だからそれを「恩送りしてくれよ」ってこと。

(茜)はい、ありがとうございます。
 恩送りしていきます!
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 アール・ナイチンゲールが、素晴らしい「成功の定義」をしてくれています。

 「成功とは、価値ある目標を段階を追って手に入れて行くことである」。

 その「価値ある目標」とは、まさに私のセミナーの最重要ワークである「理想の平日・休日」の明文化なのです。
 茜はそれを段階を追って手に入れつつある……その嬉しい報告をしてくれたのです。

 だから「成功」とは、断じて「MDRTに入る」などというチープなことではありません。
 先日、スウ3が「驚きました!」と教えてくれたんだけど、今や年収350万くらいでもMDRT基準に入れちゃうんだって!
 そんなもん「食っていけないレベル」じゃん。
 それを「活動量!」で「頑張ってやる!」なんて……どんだけ不幸な世界なの?……と思うばかりです。


 沖縄に送ろうと思って送らなかった本(たくさん送っても読まないからね)が、今、手元にあります。
 敬愛する野田知佑さんの「本日順風」という本です。

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(質問)「野田共和国」

 「九州のどこかに『野田共和国』みたいなものを作ってくれませんか?
 そこでは、みんな平等で、いろんなアウトドアが楽しめるものです。
 もちろん入園料は払います。こんなアイデアはいかがでしょうか?」
 (岐阜県 40歳 自営業)
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 この質問に対する野田さんの答えが秀逸なんだよな〜。

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(回答)
 「君は気づいていないと思うが、とても「危険」なことを言っている。自分の上に君臨する人間を置き、その下で何も考えず、すべての判断を任せて遊びたい、と言っているのだ。
 君は馬鹿ではないか。
 集団で働くのは仕方がない。しかし「遊び」だけは個人的にやるべきだ。
 群れて遊ぶ、群れて新婚旅行に行く、などというのは幼稚な人間のやることで、恥ずべきことなのだ。日本人は群れてセックスを買いに行くというので東南アジアでは悪名高い。
 近年、方々で催される「イベント」でしかアウトドアをしない「アウトドアピープル」が増えていて、ぼくは背筋が寒くなる思いだ。
 (中略)
 しかし、考えてみると日本のキャンプ場の管理人、ペンションのオーナー、ユースホステルのペアレンツには、そんな人が多い。
 君は命令されるのが好きなようだが、人をやたらに信じたり、尊敬したりするのはよくないよ。
 自分の遊び場くらいは自分で見つけ、開発し、自分の遊びをやるようにしようじゃないか」。
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 去年、人生初のキャンプに行って、オレとスウ3はキャンプ場から出入り禁止になったのだけれども(笑)、上記の引用文は生保セールスにもそのままあてはまる。
 生保セールスってのは、メーカーでも代理店でも、立場上は「社員扱い」だけれども、納税区分上は「個人事業主」であり、仕事の本質は「起業家」なのよ。

 野田さんの「君は馬鹿ではないか」という言葉はとっても爽快です。
 だからこそ、オレが言い換えるとこうなります。

 「お前、バカじゃね〜の?
 集団の社員扱いなのは仕方がないし、ありがたいことでもある。しかし『起業家としての事業』は個人的にやるべきだ」。

 「群れて仕事をするなどというのは幼稚な会社、幼稚な人間のやることで、起業家として恥ずべきことなのだ」。

 「起業家である自分の仕事のやり方くらいは自分で見つけ、開発し、自分の仕事をやるようにしようじゃないか!」。

 でも、会社から言われることを「やらされて」「何も言わずに従っている」「背筋が寒くなるような生保セールス」がとっても多い……。
 そんな環境に甘んじているのは、「君は馬鹿じゃないか」ではなく「明らかに何も考えていないバカでしょ?」でしかありません。


 去年は沖縄で自律神経失調が悪化しちゃったけれども、今年は治癒しに行くつもりです。
 「好きなことだけやろう」「やりたいことだけをやろう」「では、やりたいことって、何?」……それを探しに行くつもりです。