今日、年賀状の束とともに郵便受けに入っていた「The Response Magazine」は、「昨日の私のメルマガを読んでて、さらには今日の私の行動を知ってて作られたんじゃないの?」と、あり得ないことを思っちゃうほど、私にとってタイムリーな内容ばかりでした。
だから、たくさんあり過ぎて、何を書こうか少々迷いましたが、新春一発目に相応しい、根本的なことについて書こうと思います。
このマガジンを発行している会社の取締役で、コピーライターの寺本さんという人の、「やめてください」というタイトルの記事がありました。
何を「やめてください」なのかと言うと「ビジネスにおいて『難しい』という言葉を使うこと」をやめろと言っているのです。
それを読んで「そうだよな~」と、私もつくづく思いましたよ。
私の10時間セミナーでも、セールストーク以前の、マインドの部分で「禁句」と明言している言葉が3つありますが(セールストークにおいては、もっともっとたくさんあります)、今後、この「難しい」も、禁句に入れようと思いました。
理由を言います。
10時間セミナーの後追い調査で、はっきりわかったことがありました。
それは、セミナーの効果が劇的に出ない人は、決まって、大事な部分をたくさん飛ばしちゃってる・・ってことなのです。
そりゃ、ほとんどの人が「理論とは真逆の、あなたを売れなくする教え」の世界にいますから、「理論にそった正しい言葉」を知り、それを使っただけでも、誰だってある程度の効果は出るものです。
でも、重要な箇所を何ヶ所も飛ばしちゃうと、決して劇的には効果が出ないし、「なかなか効果が表れないな~」の状態から脱出できない・・になっちゃうのも、これまたごくごく当然のことなのです。
で、1年半ぐらい前になるのかな~・・・セミナーの中の、かなり重要な部分である「セールスシート」を作らない人が結構たくさん居ることに気付いて、その理由を聞いたのです。
そうしたら、一様に「コンプラに引っかかるから、作るのも使うのも難しいので、やらなかった」・・みたいな答えが返って来ました。
・・あのね、セミナーでも言ったでしょ?
「このままじゃ、募集文書規定に通らないから、ちゃんと工夫してね」って!
腹が立ったから、以降のセミナーから、<例2>として、募文に通る内容のシートを載せましたよ。
そして、レジュメには、
●「コンプラに引っ掛かるから無理」とあきらめるのは、仕事の放棄であり、「売れなくても仕方ない」と言っているのと同じ」
●上記の例文作成に掛かった時間は10分程度。起業家なら、「それは無理」とあきらめるようなことはせず、「何か方法はないか」と考えるべき。
その差がそのまま効率の差、売り上げの差、仕事の楽しさの差になってあらわれる。
と追記しました。
一度なんか、かなり怒ったこと、ありましたね。
若い男だったので。
それが「所長がダメだって言ったから・・作れなくて・・」でオシマイ。
その所長の言う通りやってて、全然売れネ~のはどこの誰なんだよ!
努力も何もしないで、上の言うこときいて、それで売れなくて我慢してるような根性ナシは、個人事業主なんか無理だから、やめちまえよ!
・・って、ヤサシク言ってあげました。
寺本さんは、マガジンにこんな風に書いてます。
~~~~~
「ウチの業界は規制が厳しいから難しいんですよね~」
などなど。
あるいはもっと単純に、
「時間が取れないから難しい」
「日常業務をこなすだけでヘトヘトだから、新しいことをやるのは難しい」
「お金がないから難しい」
など・・。
もちろんあなたが、現状のままでいいなら別ですよ?
でも、そうじゃないですよね?
現状を変えたい。
もっともっと成長したい。
人生で成功したい。
そう思っていますよね。
だったら、「難しい」なんて言葉を使うべきではありません。
なぜなら「難しい」という言葉を発した瞬間に、思考停止に陥ってしまうからです。
~~~~~
私たちは個人事業主です。
そして、起業家なのです。
誰かが手取り足取り面倒見てくれるワケじゃないし、収入の保障もしてくれません。
責任はすべて自分にあり、自分で考え、自分が行動するしかないのです。
「難しい」からやらないんだったら、売上が増えるワケはありません。
だから、「難しい」という言葉を、ビジネスにおいて使うのは、もうやめましょうね。