ダン・ケネディ大先生が、セールスのバイブル「億万長者の不況に強いセールス戦略」の中で、こんなことを書いています。
「約30年間、講演の仕事をしてきた私は、自分の仕事の土台となるセールスプレゼンテーションを19種類作り上げた。どのプレゼンも最初の数回は今ひとつの結果しか出なかったのだが、そのたびに私は何がうまくいって、何がそうでないか、聴衆の反応から学んだ。それから、そのプレゼンを少し直してもう一度やり、じっくりと見て学んだら、また直した。そして最後には『閃く』のだ。幸い、プレゼンをこなすために経験が蓄積されていき、そういう作業は減っていった」
はい、いかがですか?
台本なしでセールスしているあなた・・・これ読んで、どう思います?
あなた、「世界一の億万長者メーカー」よりも天才なんですか?
大体ね、喋りが仕事なのに、その喋りの台本がないなんて、あり得ないでしょ?
台本がなかったら、「使う言葉」の精査ができません。
だから、いつまで経ってもド素人のままなのです。
ド素人ということは、プロじゃないということで、その結果、食って行けなくなっちゃう人が9割・・・。
これ、ごくごく当然の事でしょ?
ほとんどの人が、台本なきままに、私から見ると悲しいほどの「下手な喋り」をしている・・・。
それは、「言葉の精査」なんてレベルじゃなくて、そのはるか手前のレベル。
そういう喋りの中には「効く」ではなく、「それを言っちゃ~オシマイヨ」の禁句がテンコ盛りなのです。
・・・そんなんで、売れるはず、ありません!
例えば「説明します」って言葉・・・これ、絶対の禁句なんですよ。
私、誰かに教わったワケじゃなくて、セールスの仕事に就いてからの経験で、それを知りました。
実体験と実績に基づく「気付き」です。
気付いたら、「理論から言っても、『説明します』はダメだよな~」って、納得しました。
ただ、それが分かったのも、台本があって、その上で言葉を精査したから。
台本がなかったら、「売れなくなる禁句」を、今でも使い続けていたかもしれません。
そもそも「説明します」なんて言葉、普通に使っちゃうでしょ?
でも、知らずに「売れない言葉」を使っちゃってるんですよ。
怖いでしょ?
こういう「禁句」って、いっぱいいっぱ~~~い、あるんですよ。
それを知らないあなた・・・どんだけ損してるか、わかんないですよ。