昨夜から新しい本を読み始めたんだけど……とは言ってももはや12年前に刊行された本なんだけどね……ホント、「脳科学」「思考法」「生き方」といったことに関する研究はとっても進んでる。
その本には、「自分自身のために働く」「働きたい時に働く」といった考え方さえ、「もはや古い」と書かれている……。
そして……読んで、納得!
そうなんだよな〜。
とにかくこういう研究が進むのは、実にありがたいことです。
で、昨夜は別のレポートも読んでいたのよ。
そこには……コピーライティングに関する記事なんだけど、こんな記述が。
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たとえば、「仕事で出世したい」と言っている人がいるとします。
この人が、仕事を効率的にやっていく方法を調べ、実践していったとします。
その結果、20年後、部長になり、めちゃくちゃ忙しくしながらも年収も1000万を超えました。
これを見ると、仕事の効率を突き詰めていくことで、とてもうまくいったと考えることもできます。ですが……
「俺、本当はこんな人生歩みたいわけじゃなかったんだけどな……」
となる可能性もあるんです。
たとえば、この人は「仕事で出世したい」と言っていたけど、よく考えると……
「50歳ぐらいになったときには、会社を辞めてもやっていけるだけの技術を身につけて、歳を取ったら投資でもしながら余裕を持って生活したい」
そんな風に考えていたとしたら……
そして、この生活を手に入れるには、会社員をいくらがんばっても手に入らないものだということに、当時、気づくことができれば、この人の人生は大きく変わったでしょう。つまりは、自分が本当になりたいと思えるものにチャレンジすることができなかったわけです。
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コピーライティングに関する記事なのに、文章が下手なのは笑っちゃうけれども……私がいつも言っている「活動量型の哀れな末路」をまさに描いているよね。
だから、「世界の先生」と呼ばれるリッチ・シェフレンも「必ず失敗する活動量型」と言うのです。
今、隔週で無料WEBセミナーをやっているけれども、そこではこんな風に言っています。
「私の最大のプライズは『子どもが小さかった頃、こんなに一緒にいた父ちゃんって、滅多にいないだろうな〜』と心から思えることだけれども……。
小さいお子さんがいらっしゃる方もたくさんいるだろうけど、子どもが『おとたん、ガッコ(抱っこ)!』と寄って来て、抱き上げてあげるとキャハハハって喜んでくれる時期なんて……ホント、短いんだよ?
だから、そんな時に『活動量』なんて最悪の言葉に踊らされちゃったり、土日にくだらね〜採用活動に駆り出されちゃっていたりしたら……抱っこしようとしても、すぐに『やめてよ』なんて言われちゃう時が来るのだからね。
そうなったら、取り返しがつかないんだぜ?」
でね、上記の引用文でさえ、「仕事を効率的にやっていく方法を調べ、実践していった」なのよ。
生保セールスの世界は、さらにその前じゃん?
「効率」ではなく「もっと、もっと!」しか言えない……。
どんだけアホバカなのよ?……としか思えません。
もう、そういう世界にいたら……どうなるかは分かるよね。
取り返しが付かなくなって悔やんでも、遅いのだからね。
一刻も早く「こっち側」の世界に来ましょうね。