ゆっくり、早く

三洞の「これが言いたい!」

 あけましておめでとうございます。
 今年も楽しく行きましょう!
 よろしくお願いします。

 昨日は午後3時から部屋の模様替えをしていたんだよね〜。
 やって実感したのは「これは明らかに第2領域の仕事だな」ということ。
 6時に終了しましたが、実に濃密な仕事ができた3時間でした。

 模様替えのおかげで実にスッキリと2021年の仕事を始めることができました。
 昨日も書いたように、正月三賀日をかけて目標設定をします。
 7年後の目標、そのための1年間の目標とやることを明確にします。
 もちろんこれも明らかに第2領域の仕事です。


 私の理念は、「世の中のストレスを減らし、その分、幸せの量を増やす。私だからこそそれができる!」です。

 この理念も進化したのですよ。
 かつては「こんな私でもそれができる!」でした。
 「こんな私」というのは卑下でも謙遜でもなく、「たった1人の私でも」という意味です。

 でも今は、愛する社員がいて、仲間がいて、受講生たちがいてくれる。
 その結果、自然に「私だからこそそれができる」になって行ったのです。


 三賀日の重要な仕事にあたって、読むべき本と資料を、昨日の内に机の上に出しておきました。
 自然に手に取った本を開き、ほんの数ページ読み進めたら、こう書いてありました。

 「本当の休息とは、ストレスを減らすこと」

 心から思いましたよ。
 「ああ、これをみんなに伝えろということなのだな」。
 そう思って、今、これを書いています。


 休息とは、体を動かさないとか、仕事をしないということではないんだよね〜。
 睡眠は明らかな休息だけれども、人は、起きて動いている時間の方がはるかに長い。
 だから「休息=動かないこと」という既成概念があると、起きている時間はずっと休息が取れないし、休息を増やすほどに仕事が進まなくなってしまう……。
 そうではなく、仕事と休息は、ちゃんと両立できるものなのですよ。

 例えば、私は昨日、3時間、部屋の模様替えをしていました。
 前述したようにこれは明らかに効果的な「仕事」です。
 でも、それを行っている間は、焦りは一切なく楽しくて、気分はどんどんスッキリして行く。
 終わった時には満足感と充実感がいっぱい。

 ストレスは、怒りや切迫感や焦りによって、自律神経のバランスが乱れることで生じる。
 それを解消するための行動が、真の休息。
 ということは、私の昨日の3時間は、効果的な仕事であると同時に、休息にもなっているんだよね〜。

 つまり、第3、第1領域の仕事がストレスを発生させるのに対して、第2領域の仕事は「真の休息」でもあるということ。

 おっぱい古川くんが、YouTubeで、
 「手続き業務は大嫌いだけれども、セールスのプロモーションのことを考えていると、楽しくて仕方ないんだよね〜!」
 と言っていたけれども、これも同じだよね。
 第1領域の仕事にはストレスを感じるけれども、第2領域の仕事は楽しいだけ。

 だから、第1領域を手放せば手放すほど、ストレスは減少し、その分、幸せの量が増える……まさに私が伝えたいことなのですよ。
 
 結局、ストレスは「他者からの強要」によって生じるものなのです。
 自ら望んで行う仕事には、ストレスは生じない。
 それどころか、真の休息にもつながるのです。


 最後に。

 セミナーでは「最初はとにかくスピードだ。だから『焦らず早く』やれ!」と言っています。
 焦りを感じれば、ストレスが発生するからね。
 ストレスが発生すれば、正しい判断ができなくなる……その結果、結局は時間が掛かってしまうのですよ。

 同じことが本に書いてありました。

 「ゆっくり、早く」。

 「ゆっくり」を意識すれば、精神的に余裕が生まれる。
 精神的に余裕が生まれるから、いろいろなものが「見える」。
 その結果、最も効率的な方法で物事を行うことができ、短時間で思うような結果を手にすることができる……。

 年初にふさわしい、とっても良い言葉だと思います。