昨夜、泣いちゃったよ

　悲しくて泣いたんじゃないですよ。
　「こいつ、爆発的に嬉しくて、爆発的に幸せだろうな～！」と思ったら、感激して泣いちゃいました。

　見ていた人はわかるだろうけど、プロ野球のオールスター戦での、阪神のルーキー近本です。
　初のルーキー先頭打者ホームランを打って、最後の打席で「劇的」な３塁打を打ってサイクルヒットを成し遂げて、ベンチに引き上げて来たらみんなにバンバン頭を叩かれて、そしてMVP・・・しかも甲子園球場。
　３塁打の後の、引き攣った笑顔を見たら・・・テレビを見ないから、阪神のルーキー選手なんて知らないし、近本も初めて見たけれども・・・でも、泣けちゃいますよ。それほど感動的でした。

　もちろん、球場で見ていた人、特に阪神ファンは狂喜できただろうけど、「テレビで見ていたからこそ」の良い部分もありました。
　それは、サード松田の素晴らしさ。
　「２塁打＋エラー」ではなく、３塁打になるように瞬間的に動いた。
　そして、その後の「え～っ」というような表情。
　ホント、天才だよな～。
　名役者だし、名演技だし、しかもユーモアがあって、人柄も感じられる・・・。
　実に素晴らしかったです。今、思い出しても感嘆します。


【際立つ個性】

　オールスター戦なのだから、出場しているのが一流選手ばかりなのは当然だけれども、みんな、とっても個性が際立ってる。
　そして、それを全面に押し出しているからこそ、プロの世界でも突出した存在になれるのです。
　ヤクルトの宮本さんのように「いぶし銀」の評価を受ける人だって、そういう評価を受けるほどに「いぶし銀」だってことだしね。

　人はそれぞれ、得意不得意がある。
　得意な部分を伸ばすからこそ、報酬につながるのですよ。


【金太郎飴じゃ廃業】

　プロ野球の選手になるのは、生保セールスになるよりも何万倍も難しいですよ。
　野球をやっている人の中の、ほんの一握りの才能ある人がドラフト指名され、プロになれる。
　その中でも、一軍に上がってレギュラーに定着できるのは、さらに一握り。
　そんな才能ある人たちでさえ、その人が持っている「強み」を生かすことができないと、食っては行けなくなるのです。

　それなのに、「ただの人」の集団でしかない生保セールスに、「セールスってのは、こういうもの」と、金太郎飴を強いる会社と指導者・・・。

　明らかな「廃業者製造所」だよね。
　ホント、ただのバカ。

　そもそも、監督・コーチの資格が無いヤツが采配を振るおうとしているから、プロ野球選手よりも早く引退しなきゃならない人だらけなのよ。


【楽しそうだったな～】

　オールスター戦はお祭りだけど・・・とは言え、みんな、ものすごく楽しそうでした。
　でも、普段の試合だって、プロとして試合に出てプレーできるってこと自体、ものすごく嬉しくて楽しいことに違いありません。

　あなただってプロですからね。
　日々の仕事が楽しくて仕方なかったら、プロとは呼べないのです。


　ということで、あなたもプロらしく、プロの仕事をして下さいね。
　「活動量」などというバカな言葉に振り回されているようじゃ・・・それはただのクソド素人ですから。