初めて私がプレゼンテーションを行ったのは……28歳の時だと思います。
相手はNEC。
携帯電話の発売当初は、機種ごとの広告はできなかったんだけど(理由は不明。ドコモのラインアップとして、ドコモが一括で広告をしていた)、それがメーカーごとに広告ができるようになったので、コンペが開催されたのです。
会社として力が入っていたのは当然で、私とクリエイティブ担当の若手のために、会社がNECの近くのホテルを取ってくれました。
「飲み過ぎて遅刻なんて許さんぞ。しっかり練習せ〜や!」ということです。
どんなプレゼンをしたのかはまったく覚えていませんが、ものすご〜く緊張したことははっきりと覚えています。
今思えば不思議なのですが、プレゼンって、会社は教えてくれないんだよね〜。
なぜなのかな〜。
私のマーケティングの師匠は2人いて、2人ともプレゼンはとっても上手だったけれども、教育もアドバイスもまったく受けたことはありませんでした。
「やって見せてやるからな」もなかったしね。
まあとにかく、理論やシステムのない「体で覚えろ」の時代だったのでしょう。
その後、たくさんのプレゼンテーションを見て、「プレゼンテイターって、2つのタイプに分かれるんだな」と思いました。
2人の師匠はどちらも「森本レオ系」。
良い声で、静かに淡々と語るタイプです。
もう片方は「古舘伊知郎系」。
ガンガン押して来るタイプです。
タイプは違えど、「上手」と言われる人には共通の要素があります。
それは「言葉の数が少ない」。
これこそが必須要件なのです。
古舘伊知郎系のタイプだって、成約率の高い人の言葉の数は極端に少ないですよ。
プロレスやF1の実況じゃないのだからね。
保険の話をマシンガントークでガンガンされたら……「もうやめて〜っ!」ってなるに決まってます。
私のセミナーを受けると、言葉の数は極端に減りますよ。
以前、優秀な受講生に聞いたことがあります。
「プレゼン、短くなったろ?」って。
彼は「はい。すぐに終わっちゃいます。だから決まるんだってことが分かりました」と言っていました。
「言葉の数は、どのくらい減った?」と聞いたら、ちょっと考えて「10分の1以下だと思います」。
それほどまでに「売れるプレゼン」ってのは、言葉の数が違うのよ。
こうした基本を知らないままだと、ず〜っと断られることになるからね。
とにかく認識を新たにして、正しい道に軌道修正してください。
☆【売れるプレゼン 7つのルール】
<日時>7/30(水)15:30〜17:00
(17時から質問会、その後は任意参加の懇親会)
*8/31までアーカイブ視聴あり
<追伸>
まだ定員に達していませんので、7月末まで面談受付中です。
☆6ヶ月後に収入3倍!〜「16時間動画 モニター企画」
一流のプレゼンテイターに共通することは?
