話がつまらない原因

生命保険営業の本質!

 昨日は12時間セミナーでした。
 いつものことなんだけど……セミナーの日の朝は「楽しみだな〜」と思います。

 「でも、なぜ楽しみだな〜と思えるのかな〜」と思いました。
 なぜなら私には「新たな出会いが楽しみ」といった感覚がないから。
 会った瞬間に「うわっ、すげ〜のが来た!」と思うことはたま〜にあるけど(千絵や史子)、そんなことは滅多にないし、それは楽しみではなくて驚きだからね。

 でも、その答えはすぐに出ました。
 何が楽しいかと言うと、受講生の表情を見るのが楽しいのです。
 セミナー中は、「目からウロコ!」「なるほど、そういうことなのね。腹落ちした〜!」「ヤッベ〜。マジ真逆のことをやってたじゃん!」という表情を見るのが楽しい。

 そして懇親会中の表情。
 朝の緊張の顔が、乾杯の時には「先が見えた!」「やるのが楽しみ!」という表情になっている……それが楽しい。

 女性は懇親会の時には明らかに若返っているからね、マジで。
 のんちゃん(美人社員)が言っていたから確かです。
 今は受講生の長谷川が女将だけど、以前はのんちゃんが女将をやってくれていました。
 のんちゃんは、朝、受講生の顔写真を撮って、事務所に戻ってそれを顧客リストに貼り付けて(900人以上のリストだから、写真がないと誰が誰だかわからなくなる)、夕方に店に来るから、9時間後の「before&afterの顔」を見ているのです。
 そしてある日、こう言ってくれました。

 「三洞さんはすごい。だって、テレビに出ているメイクのオネェだって、あそこまで若返らせることはできないよ。しかも、朝よりメイクが崩れたのに、5歳くらい若返って見えるからね」。

 女性の保険営業の皆さん、フェイシャルエステに行くよりも、私のセミナーに来た方がはるかに「若見え」になれます(笑)。
 しかも、短時間で楽しくたくさん売る方法を学びながら。
 なんてお得なセミナーなのでしょう!(笑)。


 でね、その前日の金曜の夜は、珍しく保険営業じゃないカタギのお客さんの貸し切りでした。
 非常にお堅い仕事の職場の新年会だったんだけど……いや〜、話がクッソつまらなかったな〜(笑)。
 若い人たちだったから、場はものすご〜く盛り上がっていたんだけど(はっきり言ってうるさかった。以前だったらきっと「声、デケ〜よ」と注意したと思う)、話の内容はものすご〜くつまらない。
 「よくもまあ、こんなクッソつまらん話を延々とできるよな〜」と、かなり呆れておりました。

 なぜ話がつまらないのか……と、ふと考えてみました。
 ……これ、ものすご〜く重要な「保険を売るためには?」の話だし、「幸せの量を増やすためには?」の話だからね。

 「楽しみだな〜」→「でも、なぜ楽しみだな〜と思えるのかな〜」
 「つまんね〜な〜」→「なぜ話がつまんね〜の?」

 頭の中でシャドーロープレをやっている時は、常にこの繰り返しなのよ。
 私の場合は……保険屋さん歴30年のマーケティングプランナーだからね。ごく自然に「現象面(例えばセールストーク)」→「その本質は?」という思考になる。

 「人はドリルが欲しいのではない。
 直径5ミリの穴が欲しいのだ」

 教材「売れるトークの真髄」で分かりやすく解説しているけど、会社が教えるトークってのは「ドリルのトリセツ」なのよ。
 だからクッソつまんね〜し、誰も読みたいとは思わない。
 そんな話を「聞いてください」……答えは「聞きたくね〜よ」に決まってるでしょ?

 「ドリルのトリセツの話を聞いてください」だから売れない。
 そうじゃなくて、「私が直径5ミリの穴を開けてあげます」って言うから、「あ、ぜひお願いします!」って言ってもらえるんでしょ?
 売れる人はみんな、そういう話をしているのです。
 千絵も史子も、北條ケムジーもジョニーちゃんも亜由美先生も私も、みんなそう。

☆教材「売れるトークの真髄」

 で、さらに話を進めて。

 なぜ話がつまらないと感じるのかと言うと……別に彼等はオレに向かって喋っているワケじゃないから、私にガタガタ言われる筋合はないんだけど(笑)、でも、店主生活も19年目だからね。お客さん同士の会話でも、オモロいものとつまらんものがある。

 もちろん「話が一方的」とか「共感を得られていない」といった、相手に「つまらない」と感じさせてしまう一般的な要因はありますよ。

 そうだ!
 「なぜ話がつまらないのか?」のような言葉で検索してみなさいよ。
 出て来る要素って、まさに「会社から教えられたトーク」そのものだからね。
 「こんなトークで売れるはずね〜じゃん!」ってことが一発で分かるはずです(笑)。

 そうした要素のその先の、なぜ私が「クッソつまんね〜な〜」と感じたのかということをちょっと考えてみたら、「知性とか、進歩とかいったものがまったく感じられない会話だったから」であり、「つまんね〜というよりも『アホか!』としか感じられなかったんだよな」と思いました。

 ゆる〜い話であっても、自虐的失敗談であっても、話し手の知性が感じられる話はオモロく感じるものなのです。スウ3やジョニーちゃんの話は常にそうだからね。
 でも、知性がなくても進歩しなくても、居ればお金が貰える安泰の職場に居ると、「まだまだこれからじゃん!」のイイ若い衆であっても、会話に知性が感じられなくなっちゃうんだろ〜な〜。
 終わっちゃってるよな〜。
 このまま進歩しないままで終了しちゃうんだろ〜な〜。
 かわいそうに。
 
 対して、セミナー後の懇親会は、モロに「進歩」がテーマであり、そのための「知性」を共有する場だから、会話のオモロさが全〜然違う。
 それが「こっち側の世界」。

 さて、あなたの会話や言葉は、進歩や知性を感じさせるものになっているかな?
 相手の脳はそれをしっかりと感じているからね。

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☆保険営業30周年記念 三洞のHAPPYトークサロン☆
「2025年を飛躍の年にするための7つのキーワード」

◆日時:2025/1/31(金) 15:00〜17:00(以降は質問会&懇親会。最長22:30まで)
◆参加費:11,000円(お店「三洞」での飲食代は別途)
*アーカイブ視聴可能(2/28まで)

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