良書を読むと嬉しくなれる(時には笑いが止まらなくなることもある)のは、私が言ってきたことと同じことが書かれているから。
私が1人で吠えているワケではないのよ。
正しい人はみな同じことを言っている。
対して、吠えているのは、社会の中ではごく一握りでしかない「あなたを不幸にする教えを強要する」、見下げ果てたる存在でしかない指導者たちなのです。
例えば私は、無料であろうと有料であろうと、セミナーでは常にこのことを言っています。
「正しい理論に沿ってやったおかげで、週2日半の営業で300週間連続で契約が取れたし、筆で食えるようにもなった。
でも、何よりも嬉しいと思えるのは『子どもが小さかった頃、こんなに一緒にいた父ちゃんって、滅多にいないだろうな』と思えること。
イイかな、子どもが抱っこをせがんできて、抱き上げると心から喜んでくれる時期なんて、ほんの数年しかないんだぜ?
だから、そんな時に『活動量』などという最低最悪の言葉に踊らされて、子どもと一緒にいる時間が少ないなんてのは……後になって後悔したって手遅れなんだからね」。
だから、「活動量!」としか言えない寄生虫たちは駆除すべきだと思うし、「ウチの会社は子育てには最適なのよ」などというとんでもないウソをついて、子育て中のママを勧誘する地獄社は、明らかな詐欺会社なのよ。
そもそも、毎日ミーティングがある環境(そんな異常なところは地獄社だけ)が、子育てに最適のワケがネ〜だろが。最適じゃなくて最悪なのよ。
今朝読んでいた本には、こんなことが書いてありました。
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……カール・ピレマーは、著書「1000人のお年寄りに教わった30の知恵」のなかで、米国の高齢者1000人にインタビューを行い、彼らが長い人生経験から学んだ最も重要な教訓は何かを探った。ピレマーは次のように書いている。
誰も……1000人のうち誰1人として……欲しい物を買うためにもっと一生懸命働いてお金を稼げば幸せになったと言った人はいなかった。
誰も……同じく1000人のうち誰1人として……周りの人と同じくらい裕福であることが大切で、さらに裕福ならばそれが本当の成功だと言った人はいなかった。
誰も……同じく1000人のうち誰1人として……将来いかに高収入になれるかを基準として仕事を選ぶべきだと言った人はいなかった。
彼らが大切にしていたのは、温かな友情、高貴で大きな目的のための活動への参加、子どもたちとゆったりと過ごす充実した時間などだった。
また、「子どもたちは、親のお金(またはお金で買えるもの)を欲しがったりしない。子どもたちはただ、親が一緒にいてくれることを望んでいるのだ」とピレマーは書いている。
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冒頭に書いたように、まさに私が言っていることと一緒。
だから「まともな本」を読むと嬉しくなれるし、真逆のことしか言わない「不幸の使者」に対しては「完全に社会の迷惑だから、いなくなれ!」と思うのです。
最近、大阪の2人の受講生が父親になって、ZOOMの会合では子育ての話が頻出するのだけれども……先輩ママがこう言ってくれました。
「先生のセミナーを受けた後で親になってよかったね!」。
こういう話を聞いて、トシくんが小さかった頃のことを思い出すと、自然に泣きそうになるんだよね〜。
トシくんが生まれて半年後に保険屋さんになり、「週4日は部屋から出ない(夜に飲みに行くことは除く)」と決めたから、ず〜っとトシくんと一緒にいました。
ちょうどつかまり立ちが始まった頃で……ただ単に、こたつにつかまり立ちをして目が合うだけなんだけど……なぜあんなにも嬉しそうな顔をして笑うのか……はっきりと脳裏には焼き付いているけれども、でも、あの時はもう戻ってこないのよ。
「父ちゃんつかまり立ち」をして、私の背中に顔をべったり付けたままでいるから、半纏の背中はいつもトシくんのヨダレでテカテカでした。
お座りができるようになり、絵本が読めるようになったら、私の背中は座椅子になりました。
背中と背中をくっ付けている、あのあたたかさと幸福感……それを思い出すと涙が出て来ます。
ウチの受講生に「子どもとの時間は増えた?」と聞くと、誰もが「圧倒的に増えた!」と嬉しそうに言ってくれます。
ウソだと思うのなら、LINEグループに入って直接聞いてみてくださいよ。
「三洞はああ言ってるけど……ホントなの?」って。
絶対の自信があるからね、オレには。
受講生が私のセミナーを「幸せになるための授業」と言ってくれるけれども、子どもとの時間を圧倒的に増やすことができているのだから、オレは間違いなく幸せの量を増やすことができているのです。
これが「こっち側の世界」。
対極にあるのが「理論皆無の、不幸にしかならない活動量型の世界」。
取り返しがつかなくなる前に、「こっち側」の幸せ多い世界に来てくださいね。