お客様との関係作り???

生命保険営業の本質!

 美少女がわざわざ花を持って来てくれました。
 父の日だからだそうです。

 父の日のプレゼントなんて、貰ったことも、あげたこともありません。
 そもそも、今月、父の日というものがあるということすら知らないのに・・。

 とにかく、大感激です。

 さて。

 何度も何度も何度~~~も書いていますが、私、「活動量」という言葉を聞くと、不愉快になります。
 なぜなら、ほとんどの場合、その「活動量」なるものの中身がないから。


 単に「活動量を増やせ」と言うだけじゃ、具体的に何をすればよいのか、その活動をするとなぜ契約が増えるのかが、全~~~然わかりません。
 だから、言われたって、やり様がないですし、そんなこと言われたって、売上が増えないのは当然ですよ。

 ホント、くだらね~な~と思うばかりです。

 似たようなの言葉で「お客様との関係づくり」なる言葉があります。

 「お客様との関係づくりは大切だ」・・・。

 そういうことを口に出す指導者に質問します。
 「関係づくり」って、どんな関係ですか?


 ♪一年生になった~ら~
  一年生になった~ら~
  友達何人できるかな♪

 ・・小学一年生じゃないんですからね。
 まさか、友達になれって言うワケじゃないですよね。
 友達になっただけでは、意味ないですから。

 友人でもなく、恋人でもなく、不倫関係でもない。
 信頼関係?
 本当の信頼関係なんて、10回会うぐらいじゃ築けませんよ。

 さあ、どんな「関係」を作ることが大切なんですか?
 それをはっきり明言できなかったら、指導者の資格はありませんし、それでお金を貰っているのなら、恥ずべきことですよ。

 私がはっきり答えを言いましょうね。

 「ビジネスにおける効率的な関係」

 これが正しい答えです。

 マーケティング理論にそって・・なんて難しいことは必要ありません。
 素直に、自分の頭で考えてみれば、簡単に正しい答えにたどり着きます。

 見込み客と会った・・さて、どんな関係になるのが理想ですか?
 「最初から『あなたの言う通りに保険に入ります』と言ってくれる関係」ですよね?

 これを「そんなのはイヤ!」と言う人、居ます?
 これが「理想の関係」なのは明らかでしょ?
 だったら、そこをゴールに定めて「準備する」ことが、正しい「活動」なのです。

 「そんなの、無理!」・・そう思う人も多いかもしれません。
 でも、理想があって、そこに近付こうとするから、上達する・・どんな世界でも同じです。

 A)5回会って、プレゼンテーションして、5回クロージングして、会ってから1年後に契約してくれる人。

 B)1回会って、3日後にプレゼンテーションして、その場で契約してくれる人

 「BよりもAが好き」っていう人・・居ませんよね。
 誰しもBの方が好きなはずです。
 だから、Bのようなお客様との「関係」を作ることが、正しい「お客様との関係づくり」でしょ?

 つまりは「ビジネスにおける効率的な関係」ですよ。
 それを作ることが大切なわけです。
 そして、「そのためにはどうすればイイのか」を教えるのが、正しい指導です。


 何か異論、あります?
 正しい理論を持って異論を唱えられる人、居ます?

 私は保険セールスになったばかりの時から、上記のBの人だけをお客様にしようと決めていました。
 それは、自分の頭で素直に考えたからです。
 そして、マーケティング理論を知っていたからです。

 マーケティングの基本を知っている人からすれば、「お客様との関係づくり」なんて言葉は、漠然とし過ぎていて、何も言っていないのと同じですよ。
 だから、そんな言葉を真に受けていたら、どっちに進んだらよいかがわからなくなるのも、当然のことです。