昨夜から庭でカエルが鳴き始めました。
……って書いたら、朝方の二度寝の時に、おたまじゃくしが発生して喜んでいる夢を見たことを思い出しました。
セミナーで「男は、幼少期から70歳くらいまで『好きなもの』が変わらない」という話をしているけれども、まさにその通り。
来年還暦なのに、カエルだのオタマジャクシだのメダカだので喜んでいる……男ってのは、そういう生き物なのです(笑)。
さて。
昨日の「三洞LINE〜楽しく売ろうよ!」の後、受講生組(ZOOM)は、結構な人数が残ってくれました。
小西さんという「兄貴分格」の人が、とってもタメになる話をしてくれたからです。
終了後、LINEグループに、
「非常に勉強になる話が多く、最後まで残ってよかったです」
「貴重な時間を最後まで共有させてもらえてありがたかったです」
「また素敵なお話しを聞きたいです!」
といったコメントが寄せられました。
こういうことがあると、「この仕事やってて良かった!」と思えるし「オレのやり方は正しいのだ!」と思えます。
そこで小西さんが、こんなようなことを言ってくれました。
「勘違いしているような人には、紹介なんか出るはずがない」。
ホント、おっしゃる通りです。
会社は安易に「紹介をもらいましょう!」って言うよね。
これはある意味、最も罪深い言葉です。
「見込み客がいなくなったらどうすればイイんですか?」
「紹介をもらいましょう!」
ふざけるなよ!
お前は紹介がもらえなくて、住宅ローンの支払に窮したから、マネージャー職に成り下がったんだろが!
誰でも分かるよね。
「紹介をもらいましょう」で紹介がもらえたら、苦労する人なんて誰もいない……。
それが容易にはできないから、廃業する人が後を絶たないんでしょ?
だから、安易に口にすべき言葉ではないのです!
私のセミナーでは【Section7】で45分間を掛けて、紹介が出るための理論とやり方を語っています。
「もらいましょう!」で済む話じゃないのだからね。
もらいたいのなら、そこに至るための「理論」と「正しいやり方」が必要になるのです。
私も最初は、紹介が出ませんでしたよ。
先輩たちに聞いてみても「お願いするしかない」のようなアホな答えしか返って来ない……。
「そうか。結局みんな、分からないのね」と悟ったから、以降はマーケティングプランナーとして考え、自身を実験台にして試行錯誤した結果、徐々に紹介が出るようになって行きました。
マーケティングプランナーだった私は、常にこう考えます。
【A】「紹介が出ない」という「結果」には「原因」がある。
【B】「紹介が出た」という「結果」にも、その「原因」がある。
こういうのが「普通のビジネスの考え方」。
基本であり、常識であり、最低限のこと。
「紹介が出る・出ない」の差は、「お願いのしつこさ」のような愚劣なことではなく、「売り方」と「あり方」の差によるものなのです。
つまり、上記のAとBの差を明確に認識し、Aの「売り方」を徹底的に排除し、Bの「売り方」の精度を上げて行くことによって「CSI」および「Kファクター」と呼ばれる指数を上げることができる……これが「まともなビジネス」の考え方。
ただしその前に、「売り方」の上位概念である「あり方」が間違っていたら、紹介が出るはずもない……小西さんはそういうことに言及してくれたのです。
だから、同席した後輩たちが「貴重な時間を共有できて嬉しかった!」と思うのです。
これがいつも言っている「こっち側」の、正しく楽しい世界。
「紹介をもらいましょう!」のレベルに居たら……話にならないからね。