「目標」はダメ。「計画」じゃないとね。

生命保険営業の本質!

 新年を迎えて、「今年の目標」ってのを立てる人・・・たくさんいますよね。

 ただし、それが達成できるかと言うと・・・残念ながら、大抵は達成できないものですよ。
 それどころか・・・去年の「三洞カレンダー~ちょっとしあわせ気分」の2月の言葉は「今年の目標・・・もう忘れた」だったけど、大抵はそんな感じになっちゃいますよね~。

 私は、かつてはお正月には、「7つの習慣」「思考は現実化する」を読むことにしていて、その後で「今年は、こうなる!」みたいなことを書いていたけど・・・「こうなる!」って書いたって、書くだけじゃなかなかなれませんよ。

 でも、こういうのも「お勉強」と「試行錯誤」と「経験」なのです。

 成長曲線(学習曲線)って、わかります?
 学習効果は、最初はなかなか結果として表れないけど、ある時、急に上昇する・・・そういう波型曲線の経緯をたどります。
 私の場合、目標設定についてはそれがとっても顕著で、最近・・・ここ数年になって、ようやく「以前よりもかなりできるようになったな!」と実感できています。


 お正月だから、惜しみなく、かつ端的にそのポイントを言うと、多くの人は、目標設定って言うと、「今年はいくら売る!」だけを書いちゃうでしょ?
 もっとダメなのが「MDRTに入る」みたいな、「誰でもできる、どうでもイイ、少しも誇れないプライズ」のようなものを目標にしちゃう・・・。

 つまり、目標設定の仕方が間違っているから、達成もできないのです。
 結果だけ書いたって、実現しないのだから。

 目標として、数字(金額)を設定するのは問題ありません。
 ただし、数字だけ「ポン!」と出したって、「それをやるには、どうする?」がなかったら、単なる絵に描いた餅になっちゃう。
 さらに、「その金額を達成できたら、どうなるの?」が明確じゃなかったら、ただの数字なんですよ。やる意義が見いだせなくなりがちだし、たとえ達成できても虚しさが残っちゃう。

 ポイントは2つです。

 1つは、数字を達成するための詳細な計画がなかったら、到底実現不可能だということです。
 そのためには正しい理論と知識が必要。
 ビジネスとして結果を出すための理論なしに、数字だけの目標を掲げたって、できるはずがありません。

 そして、「数字を達成できた時の姿」が明確である必要があるということ。
 「数字は達成できたけど、心も体もボロボロ」とか、「女房が子供を連れて実家に帰っちゃった」なんてのは、本末転倒ですからね。
 しかも、そういう姿を自慢気に語る集団もある・・・ホント、バカです。

 数字は単なる数字。
 金額も一緒。
 その数字や金額によって、あなたの日々の生活がどうなるかということがなかったら、目標とは言えないのですよ。

 私のセミナーでは、その「ありたい姿」を明確にするワークを、「最も重要なワーク」と明言しています。
 だって、そうでしょ?
 わかりやすい例をあげると、やりたくないこと(テレアポとか)をやって精神を傷めたとか、保険の話を聞いてくれと言って友達をなくしたなんてのは、数字のために人生を犠牲にしているってことですよ。
 しかも、そんなことをやったって、全~然数字にはつながらないに決まってるしね。

 受講生にはいつも懇親会で言ってるけど、人に嫌がられることをして、商品やサービスを買ってもらえるはずがない・・・という、誰にでもわかる単純明快な話なんですよ。

 嫌がられることをしたら買ってもらえないから、好かれることだけをやる。
 そうすれば買ってもらえるし、楽しく稼ぐことができる・・・これ、誰だってわかるよね?


 あなたも今年は「好かれることをして、楽しく稼げる、普通の世界」に来ましょうね。
 まずは、それを今年最初の「正しい目標」にしましょうね。