今日、14時間動画購入者の方からメールが来ました。
動画を見るためにアポを入れなかったら、所長なる人物から呼び出された。
詳細は省きますが、その際にこんな言葉が出たそうです。
「人に会いに行く努力はしたほうがええよ。結局は大数の法則やから」
出た~~~!って感じです。大数の法則!
とんでもなく理論不在の、人を売れなくする悪魔の言葉!!!
この言葉だけで、以下のことがわかります。
●会社及び指導者は「ほとんど断られる。それが普通」と思っている。
●「断られない方法」については、知らないから教えられない。
●断られることによって生じるストレスをたくさん浴びろと言っている。セールスさんが幸福になるかどうかなど関係ない。「辞めたら補充」という使い捨て扱い。
●売り上げを増やすためには「効率アップ」しかないのだが、そんなことすら分かっていないから、売上アップのための指導などできるはずがない。
●マーケティングについて、まったく知らないし、勉強する気もないし、自分がクソバカであると気付いていない。裸の王様状態。
で、そんな悲しい現状を並べ立てても仕方ないですから、今日はとっても役に立つことをお伝えします。それは・・・
★『契約よりも「断られないこと」の方が大事』★
「えっ?」「何言ってんの?」と思う方も多いでしょうから、ちゃんと数字で説明しましょうね。
あなたは、10人の人と会って2人から契約が取れるとします。
「売上を2倍にするには?」って聞かれたら、あなた、何て答えます?
「20人に会う」・・計算上は正解です。
でも、それ、できます? 無理でしょ?
正しい考え方はこれ。
この場合、10人と会って、8人から断られているワケですよ。
その「断られる回数」を25%減らすだけで、売上は200%になるのですよ!
算数ができない私がこの数字を発見した時、「お~っ!」って感激しましたね。
「大数の法則」なんてアホバカレベルのことを言っている人の指導は、まさに「20人に会え」なわけですよ。
でもね、時間的にも、物理的にも、体力的にも、現実的にも、それは不可能です。
それがそもそも無理だから、3年以内に93%のセールスが辞めざるを得なくなっちゃってるのですよ。
このように、一見それらしくは聞こえても、「悪しき間違った教え」は、あくまで「間違って」いるのであり、排除しなければならないのです。
なぜならそれはストレスを増大させるから。
正しい教えは「我々はプロなのだから、断られてはいけない」。
だから売り上げが倍になるのであり、それが「幸せになれる教え」なのです。
<補足1>
「10人の人と会って2人から契約が取れるとします」と書きましたが、現実的な計算では、6人から契約が取れることが「プロとして食って行くためのボーダーライン」です。
<補足2>
「10人の人と会って2人から契約が取れるとします」と書いてあるのを見て、「ウチの会社だったらあり得ない。せいぜい20人と会って1人ぐらい」と思った方もいらっしゃるでしょう。
その場合、あなたは「普通の会社」ではない「特殊な会社」に所属しています。
そこには幸せはほとんどありません。ご注意ください。