仕事ができる人って、どんな人?

生命保険営業の本質!

生命保険セールスのほとんどは、「元○○屋」ですよね。
皆さん、かつて、どこかしらの会社に所属していた経験がある。

では、その会社で「仕事ができる人」って、どういう人でした?

●出世した

これは、私たちの仕事とは関係ありませんね。
私たちの場合、出世ではなく、「収入が増えた」なので。
それに、最初から社長だし。

●売り上げが多い、売上を伸ばした、新規の顧客を開拓した

こういう人は、会社では「エース」と呼ばれます。
これは、私たちの場合、そのまま収入につながるから、サラリーマンよりもはるかに大事。

だから、前職で「エースではなかった」という人は、ものすご~く努力する必要があるんですよ。
会社から言われることをやっているだけでは、絶対にエースになんか、なれませんからね。
それなのに「間違った教え」や「アホな指導者」に依存しちゃったら・・はい、すぐに廃業です!

●お客さんに信用されている

これも私たちの仕事においても大事だけど、中身はかなり違います。
サラリーマンの場合は、「会社から与えられた得意先すべてから信用されること」が必要だけど、私たちの場合は「会社は見込み客を与えてはくれないし、そもそもお客さんを選ばなきゃダメ」。

それに、信用されたって売れなかったら意味はない。
「いい人だけど、保険は別の人から入る」なんてのは、好きな女性から、「いい人だけど、カレシとしては無理・・」って言われるぐらい、最悪ですから(書いてて、たくさんの悲しいことを思い出して、腹が立って来た!)。

で、こうやって分析めいたことを書いたのはもちろん前振りで、たとえどんな会社でも、どんな職種であっても、「仕事ができる人」の必須条件というのは、これなのです。

★「仕事が早い」!!!

仕事ができるサラリーマンがとにかく嫌いなもの・・それは「会議」ですよ。
時間は掛かるし、無駄だし、非効率だし、形骸化してるし・・・。

私、サラリーマン時代に、「日本の国力を上げたかったら、すべての会社から会議をなくすだけでイイ。それで失敗はあっても、プラスの方がはるかに大きい。それだけで2割ぐらいは国際競争力が上がるだろう」って思ってました。

私たちのような個人事業主の場合は、もっとはるかに単純で分かりやすい。
「スピードと利益は比例する」なので。
だって、私たちのビジネスの唯一の指標は「時間あたり売上」なのですから。

だからね、わかりやす~く言うと、「グズはダメ!」なのです。

今、マイケル・マスターソンの本にどっぷり浸ってますけど、ダン・ケネディの有名な言葉が「だからオファーなんだよ、バカ!」なら、マスターソン先生の一番有名な言葉は、

「構え、撃て、狙え!」

でしょうね。

それについては、今読んでいいる本にも、しつこく書いてある。
売上を飛躍的にアップさせようと思ったら、新商品を世に出すスピードをアップさせるしかない。
そのためには、考える前にまず出しちゃえ!・・実はその方が、売れる確率は高くなるし、しかも経費も少なくて済む・・ってことを、実例を引用して、わかりやすくしつこく伝えてくれています。

売れてる人って、とにかく行動が早いですよ。
行動って、行動全般。
分かりやすく言えば、歩く速さや、返事をするまでの秒数や、「飲みに行くぞ」「店出るぞ」「会計だ!」って言われた時の行動の迅速さ・・・。

一部の天才には、「超マイペース」って人も結構多いですけどね。
でも、それは天才。
一般人がそれをやっちゃうと「典型的な売れない人」になっちゃいます。

以前に、スウ3の会社主催のセミナーがあった時・・・講師はジョニーちゃんでしたが、終了後は当然、懇親会がある。

で、終了したら懇親会なんだから、当然のことながら懇親会の会場に向かった。
同行は、高橋さんと北條ちゃん。

高橋さんも北條ちゃんも超マイペースな人なのですが(天才だから仕方ない)、私が「行こうよ。居ても意味ないよ」って言ったら、すぐに一緒に懇親会の会場に行った。

・・・待てど暮らせど、誰も来ない!

だから勝手に飲み始めていたら(店の人は「飲み放題の時間が云々」と言ったけど「お金は払うからビール持って来て」で先に飲んでた)、30分ぐらい経って、ようやくドヤドヤと一斉に「遅い人たち」がやって来た。

で、見てるとホント、イライラするのです。
入り口でグジグジグジグジと溜まってて、座らない!

邪魔だから早く入って座れよ!
後ろが入れないだろ!
好きなところに早く座れよ!
上司も部下も客もいないんだし、上座も下座もないんだから!

こういうのが「売れない軍団」なのです。

もっとレベルの高い話もしましょうね。
(とは言っても、こういう話の方が大事なのです。基本的な事だから)

シリコンバレーの調査報告によれば、毎年、98%の「新商品」が市場から姿を消す・・要するに「売れないからなくなっちゃう」そうです。

つまりは成功率は年2%。
当然、私たちだって一緒です。
「生命保険セールスだけは別」なんてことはあり得ません。
毎週新しい施策をやって、年間で50ですよ。
それぐらいの速度でやらないと、「上手く行く1つの方法」は見つからないのです。

まあ、この業界は甘いから、5つやれば1つぐらいは成功するんですけどね。

でもね、その5つすらできない人ばっかし。
なぜできないのか?・・・スピードがないから。

私たちの仕事は「考えること」「それを試すこと」です。
考えず、試さず・・の人が何をやっているのか?
マニュアルや会社の教え・・つまりは「売れない教え」の、せいぜい40%程度のことをやっているのですよ。

で、「おかしいぞ」「売れないじゃないか!」と思っても、行動しない。
グジグジグジグジ・・・。
そんなの、考えてるワケでも何でもない。ただ悩んで、迷って、グジグジグジグジと行動できないだけ。

行きつく先は明らか。
廃業です!
なぜそうなるの?
「仕事が遅い」=「仕事ができない」から。
サラリーマンだったらそれでも給料貰えるけどね。
事業主はそうは行きません。

売れてる人は、とにかく「早い」です。
早いから、たくさん仕事ができるのです。
だから、仕事もいっぱいできて、いっぱい遊んでいるのです。

月木金しか働かず、目覚まし時計もセットしない私のような男にこんなこと言われたら・・・ムカつきません?

だったら「構え、撃て、狙え!」ですよ。
「スピードと利益は比例する」・・・例外はありません!