見込み客を買う、その前に(2)

生命保険営業の本質!

 このテーマで続けて書こうと思ったのだけれども、間が空いてしまいました。
 まずはこちらをお読みいただければと思います。

☆見込み客を買う、その前に(1)
 
 では、始めます。
 (1)でも書いたように、見込み客を買う、いわゆる「外部リーズ」について、私は全然否定していませんよ。
 人によっては推奨するケースもあります。

 ただし……前回も書いたように、見込み客を買うのは、あくまで「その場しのぎ」にするべきなんだよね。
 なぜなら、正しい「戦略型セールス」を構築できた場合と比較すると、長期的に見たら「莫大なる売り上げの差!」が生じてしまうから。

 さらに……それだけじゃないんだな~。


 ビジネスには「ビジネス指標」というものがある。
 「ラインあたり生産性」「面積あたり売り上げ」「社員1人あたり利益」のような数値。
 この数値が上昇して行くにつれて、利益が増える。

 私たち生保セールスの場合は、とっても単純なのよ。
 生産もしないし、店舗もないし、社員は自分1人。
 だから、最初の指標は「時間あたり売り上げ」しか存在しない。
 「時給が上がれば年収が増える」というシンプルなビジネスなのです。

 でね、オレは「莫大なる売り上げの差が生じてしまうから」って書いたよね。
 中長期的に見たら、売り上げの差は莫大になるのだけれども、「時間あたり売り上げ」を考えると、その差は最低でも4倍になるのよ。

 概算値だと、最低で4,5倍。
 まあ、面倒だから4倍でイイですよ。
 4倍ってことは、時給が2000円と8000の差になるということ。

 短期的に見たら2000円でもイイけれども、これを5年、10年と続けたら……収入の差は莫大になるのです。

 そりゃそうでしょ?
 日々やっているのが、時給2000円の仕事と、時給8000円の仕事。

 「時給2000円ならイイじゃん!」っていうのは、「見えていない人」の、哀れな感想。
 それだと、ず~っと2000円仕事になる。


 その先に時給8000円の仕事があるのなら……どう考えたって、そっちの方がイイよね。
 つまりは、そこに行かないと、ず~~~っと時給2000円の、オレから見たら「安過ぎてやる気がしね~!」というチープな働き方になっちゃうのよ。
 
 今後、その詳細を語っていこうと思います。