落ち着きのない少年

三洞の三洞らしき日々

 今日も気持ちよき快晴です。
 背中に陽を浴びつつ、私の思考はあちこちに飛んでいます。
 とは言え、「鋭い思考」とは正反対。
 思考の焦点が定まらぬまま、ぼ〜っとしちゃっているような状態です。

 今、書いていて、あらためて思いました。
 小学校の通信簿に、常に「落ち着きがない」と書かれていた理由を。

 いや、オレは、前を向いて、じっと座っていられる子でしたよ。
 そもそも、学級委員長だったしね。

 それなのに、常に「落ち着きがない」と通信簿に書かれる……。
 ほぼオール5の通信簿だから、母はそこだけをいつも気にしていました。
 「お兄ちゃん、落ち着きがないの?」なんて聞かれもしました。
 でもオレには、思い当たることがないからね。
 「普通だよ」としか答えられません。

 でも、先生たちには、「授業を聴いてないじゃん!」「思考がどこか遠くに飛んじゃってるじゃん!」ということが見えたのでしょう。
 洞察力のない公務員だって、口を半開きにして、目が中空を泳いでいるオレの姿を目にしたら、それぐらいのことは分かります。
 でも、注意されたことは1回もありませんでした。
 テストは常に100点だから、文句を言われる筋合いはありません。


 今日は世間で言う平日だけれども、社員は3人ともお休みです。
 ウチは自由出勤だからね。ノンちゃんとミカにゃんは週4日、ともみんは週5日のペースで働くと自分で決めて、働いています。
 だから、こういう日もあるのです。
 猫たちも、遊んでくれるお姉ちゃんたちが来ないから、こたつにもぐり込んだまま出て来ません。

 まあ、社員がいてもいなくても、私が何をしようと自由です。
 でも、昨日、実に久しぶりに「ToDoリスト」のようなものを書き出してしまったのよ。
 そうしたら……何をしたらよいのかがわからなくなって、ぼ〜っとしちゃっているのです(笑)。

 でも、こうしてメルマガを書いているのは、最近ずっと「書かないとな〜」ということに思いが至るからなのでしょう。

 いや、私にとって「ねばならない」はないのですよ。
 ただ、最近読んだ本が、どれも「お前も書けよ。書けるじゃん?」と言ってくれているから、「書こうかな〜」という気にはなれるのです。
 その障害にならないように、自然に「ToDoリスト」のようなものを作ってしまった……ということなのです。

 そうしたら……落ち着きがない少年に戻ってしまいました。
 思考があちこちに飛んじゃって、何もできない状態です(笑)。


 「多忙とは、怠惰(いい加減な思考と、でたらめな行動)の一形態である」

 誰が言ったのかは忘れたけれども、ホント、そう思います。
 生保セールスは頭脳労働者なのだからね。
 活動量などという、思想も根拠も理論もない言葉に踊らされているのは、何〜も考えていないということであり、そこから生まれる行動はすべてでたらめなんだよな〜。

 そんなことを思いながらも、「さて、では今のオレは、何をしたら心から楽しめる?」ということを思っています。
 それが見えるまで、私の思考は落ち着きなくあちこちに飛んで行くのです。