紹介が出るシステム

生命保険営業の本質!

 昨日は紹介についてチラッと書いたから、ほんの少しだけその先の話を。
 少々難しい話になるけれども、正しいビジネスってのは「理論と心理学と数字」だけでできているのだから、そういうものだと思って読んで下さい。

 紹介を得ようと思ったら、当然、いくつかのポイントがあります。
 まず考えるべきは「どういう売り方をすれば紹介が出やすくなるのか」ということ。

 こんなこと、会社では一言も聞いたことがないか、あるいは見事に「真逆!」を教えられちゃっている人が大半だと思うよ。

 「正しいビジネスの話」をすると、顧客の「メンタルエナジー」が高い状態で売らないと、紹介は出にくくなる。
 この「メンタルエナジー」は、「CSI(顧客満足度指数)」と密接な関係があって、生命保険のような「形がなく、嗜好性もなく、しかも使えたら困る商品」の場合は、「セールス開始からの経過時間」に反比例する。

 ・・・わかるかな?
 顧客が「保険に入る」と決めるまでのセールストークが長くなればなるほど、紹介は出にくくなるということ。
 これが「正しい理論」なのです。

 あなた、会社のアホな指導者から「時間を掛ければ掛けるほど紹介も出る」などという、とんでもなく真逆のことを教えられちゃってない?

 オイ、そういうことを言っているバカども、どこにそんなことが書いてあるんだ?
 持って来て、オレに見せてみろよ!
 どこかに証拠があるのかよ!
 そもそも、ちゃんと紹介を貰えていたら、お前、所長やマネージャーになってネ~だろが!

 ホント、ムカつく・・・。
 迷惑でしかない存在なのです。

 で、8月号のマーケティング・レターを書いていて思い出したんだけれども、私の「1日で一気に売れるようになる12時間セミナー」では、

【Section7】継続的に紹介を入手する
【Section5】必殺13秒アプローチを準備する

 なのだけれども、開始当初は、この2つのセクションはなかったのです。
 なぜなら、「みんな、ちゃんとできるもの」だと思い込んでいたから。
 特にセクション5はね。
 だって、アプローチトークができなかったら、売りに行けるはずがないもん。

 ところが、大半の受講生が、アプローチトークどころか、地獄社の保険の更新後の保険料の算出もできないし、保険設計の基礎すら教わっていない!!!

 そんなもんさ~・・・完全なド素人でしょ?
 3年以内に93%が廃業するのは、当然だよ・・・。

 まあ、書いていて気分がとっても萎えちゃったけど・・・話を進めると、「必殺13秒アプローチ」とあるように、ここで「決まる」んだよね。
 ダイレクトマーケティング界の大御所のクレイグ・シンプソンという人は、「4秒・8秒・4秒で、計20秒」と言っているけど・・・正しいビジネスってのは、そういうものなのよ。
 で、13秒とか20秒といった「メンタルエナジーの高い状態」で決まるから、「CSI」が高い状態で契約できて、それに比例して紹介も出やすくなる・・・ということなのです。

 こういうことを教えずに、ただ「紹介を貰いましょう」って言われたってね~。
 「どうすれば貰えるんですか?」って聞くと「お願いするんです!」・・・。
 「下さい下さい」とお願いばかりしている人を何て言うか知ってますか?
 「乞食」と言います。

 ほとんどの指導は「乞食になれ!」って指導なのよ。
 実に愚劣です!