近隣の飲み屋の常連さんの女性(40歳手前ぐらい。もちろん私も友達だし、お客様)で、結構テンネンな人がいます。
ちなみに、男は概ね、天然女性は大好きですが、私は少々珍しくて、東大卒とか女医さんとかモデルさんとかの「シャキシャキ切れ切れ系」も大好き(どちらかと言うと、そっちの方が得意)です。
音楽家はことに大好きですし、保険をバリバリ売るような女性も大好きです(ただし、もちろん会社による!)。
・・まあ、グジグジ系以外の女性は、みんな大好きってことですが。
さらに言えば、グジグジ系の男は「寄って来るな! 店にも入れね~!」ってことでもあります。
男の事はさておき、この女性のフェイスブックの投稿を、他意なく「小炎上」させてしまったことがありました。
私、悪気は全然なかったんですよ。
友達だから書いただけ。
でもね、この人、時々着物を着てお出かけして・・・それは大変好ましいことなのですが、夏に浴衣を来て、友達4人で飲んでる風景がアップされてた。
で、そこに自分で「浴衣美女軍団」って書いてたから、「美女じゃネ~し。自分で書くなよ!」って書き込みをしたのです。
特に、嫌いな女(勘違い高慢 but 本質はグジグジ系)が、4人の中に混じっていたので、書きたくなっちゃったのです。
そうしたら、近隣の飲み屋の常連さんが、私の後追いで一斉に「美女じゃネ~し。自分で書くなよ!」って書き込んで、20件ぐらいズラ~っと並んじゃった・・・。
その数日後に、その女性と飲み屋で会って、「ショックだった」って言われて、かなり申し訳なかったけど、でも彼女、「自分で美女って書いたら、それはダメですよね」って言ってくれたし、私が書き込みの一番手で、他のヤツラは便乗組だってわかってるから、後はいつものように一緒に楽しく飲みました。
でね、何でこんなこと書いたかって言うと、やっぱりそれは、この本に触発されてのこと。
「大富豪の起業術」マイケル・マスターソン
昨日のメルマガで、著者に教えを請いに来て大成功した青年が、「自ら決断し、その責任は自分で負った」ってことを書いたけど、そのすぐ後に、「メンタリング(指南)がもたらす測定可能な利益」っていう一文があったのです。
時々、私の事を「メンター」だと言って下さる方がいます。
それはとっても光栄でありがたいことなのですが、しかし、ニュアンスとして、「メンター」ってのは私としてはコソバゆ過ぎて、しばしば会っている人の場合ならまだしも、そうでないのであれば、私程度は、男だったら「アニキ」とか、女性だったら「信頼できるお兄ちゃん」(「大好きな」が付けばさらによし)ぐらいが適切だと思うんですよね。
もちろん、英単語から感じるニュアンスってのがあっての話ですけどね。
ところが!
アメブロなんかで、儲かってもいない自分の事業(主にコンサル系)のPRをするのに、自分で「○○のメンター」なんて言っちゃってるバカがいる!
自分で「美女」とか「イケメン」って言ってる以上に恥ずかしいですよ。
つまりは自分で「私はバカです」って言っちゃってるのと同じだから、アメブロをどう弄ろうが、毎日メルマガ書こうが、客なんか来るはずがないし、もし来ても、それは「間違って来ちゃった勘違い客」であって、コンスタントに儲かるはずなど、決してありませんよ。
同じような話で、「メキキ」っていう団体(会社?)があります。
心から敬愛している女性が参加しているところなのではありますが、しかし、「目利き三代」って言って、「目利きと呼ばれるには、京都でそれを家業(主に骨董屋)にして三代掛かる」って言われているものを、自分で「メキキ」って言っちゃったら・・・短縮語か何かなのかもしれないし、意図はあるのでしょうが、しかしどう考えても「目利き」って言葉を連想させますからね。
結構恥ずかしいと思うのですが・・だってこれは「たしなみ」とか「ふるまい」とかいった問題ですからね。
だから「レベル、低っ!」って思われちゃっても、仕方ないと思うのです。
で、世界的な「メンター」であるマスターソン先生のレベルになると、彼が使う「メンター」なる言葉の意味と意義も、しっかりと納得できます。
以下の引用でわかるように、「測定可能な利益」っていう言葉が付いてる。
でなかったら、納得できませんよ。
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【メンタリング(指南)がもたらす測定可能な利益】
メンタリングの効果は、単に事例として示されているだけでなく、きちんとした研究結果としても報告されている。
このテーマによる研究はいくつかあるが、そのうちのひとつが、心理学の教授であるリリアン・エビ―博士がジョージア大学の教員以外の職員を対象として行ったものである。(後略)
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具体的な数値は書ききれないから「後略」にしたけど、漠然と「メンター」なんて言うのは、ある意味「活動量!」みいたいなものです。
「測定可能」でないと、掛け声にしかなりません。
で、この一節の最後の一文は、こうなってます。
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また、メンターの74%がメンタリングは自分の仕事にとてもいい影響を与えたと答えており、メンタリングはメンター側にとってもメリットがあるという結果が出ている」
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この一文を読んで、私、反省しました。
私、かつて何年間も、セミナーの最後の言葉は、
「最後にお礼を言わせていただきます。この中で一番勉強させていただいたのは、講師である私です。ご清聴、ありがとうございました!」
でした。
今も12時間セミナーの最後には、正座して「ありがとうございました」と深々と頭を下げますけどね、でも、「一番勉強させていただいたのは私です」の一言を言わなくなってから、何年も経ちます。
反省と同時に、言い訳ではなく、今でもホント、そう思ってるんですよ。
一番勉強させていただいたのは自分だって。
それは、自分で「メンター」とか「目利き」って言っちゃうレベルとはかけ離れた次元の話。
だから、「まだ自分も大丈夫だ!」って思うことができます。
さて、結論を。
「メンタリングはメンター側にとってもメリットがあるという結果が出ている」・・・これは「研究結果」のはるか以前から言われていた事。
だから、あなたも勉強して、それを他人に伝えてあげて下さいね。
それはあなたにとって、大いなるメリットをもたらすのですから。
ただし、そのためには、正しいことを学ぶことが必要ですよ。
「活動量だ」「大数の法則」「潜在ニーズ」なんて言うのは、自分で「美女」「イケメン」「目利き」「メンター」って言うようなものですからね。
どうか、その天地ほどの差を明確に認識して、しっかり勉強して、その内容を周囲の人にも伝えてあげて下さい。
それはあなたに大いなるメリットをもたらすはずです。