「稼ぐ」ための思考

生命保険営業の本質!

生保セールスで「稼ぐ」・・・誰しもそれを望んでいます。

土曜日にセミナー受講生が2人、店に遊びに来てくれました。
ラッキーなことに、スーパーセールスマンのホンマちゃんが来てくれて、有益な話をしてくれました。

ホンマちゃんは、「稼いでいて、ちゃんとしていて、遊び好き」。
そういう人とは、とってもお友達になれます。

いっぱい稼げばイイってものじゃないですよ。稼いでいてもあんまり幸せじゃない人をたくさん見てますから。ホンマちゃんも、ジョニーちゃんも高橋さんも、いつも楽しくて幸せそうだからイイのです。
でも、ある程度は稼げないと幸せにはなれないから、「成功体験」をして、そして「稼げる方法を知る」ことが必要です。

「稼ぐ」という話で、金額のことになっちゃうと、世の中には上には上がいる。本にも書いたけど、F1ドライバーのミハエル・シューマッハが、ドライバーズチャンピオンシップを取った時に、アラブの石油王のパーティーに招かれて、石油王から「チャンピオンになって、どれぐらい儲かるの?」と聞かれたとのこと。
その年、シューマッハは日本円で100億円ぐらいの年収だったのですが、それを言ったら驚かれたそうです。
「えっ、たったそれだけ? あんな命懸けのことをやって、チャンピオンになって、たったそれだけなの?」って。

石油王は、毎日、何もしなくても庭から何億円分も石油が湧いて来ますからね。
そういう人から見たら、100億の年収だって「たったそれだけ?」だし、ましてや2000万とか3000万とか5000万の年収なんて、どれも「ドングリの背比べ」ですよ。

こういう話になると、有名な話があって、誰でも知ってるジョン・レノンが、誰でも知ってるビートルズの有名な曲について、「この曲はどうやってできたのですか?」とインタビューを受けた。
その時の答えが「庭にプールが欲しかったから書いた」。

そして、同じくビートルズのポール・マッカートニーが、全然別のインタビューで、こんな発言をしています。
「いつも『大金を稼いでいる』ってことに触発されて曲作りをしているんだ。そうじゃないって言ったら、僕たちみんなマヌケだよ。みんなそうじゃない? ビジネスで成功している人が成功者であり続けているのは、そのためでしょ?」

ちなみに、ポール・マッカートニーの毎月の著作権料って、いくらだか知ってます?
答えは・・・毎月8000万円。

ビートルズ解散後に、某大手レコード会社が、ビートルズに30分だけの復活ライブを要請したことがあったそうです。
その時の出演料が1人100億円。4人で400億円。
でも、そんな金額なんて、CD出してDVD出したら楽勝で回収できちゃうからこそのオファーですよ。

しかし!
ジョンとポールは断っちゃった。
そりゃね、毎月8000万入って来る人だったら、100億だって、嫌なら断りますよ。
ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターからすれば「ヲイヲイ! たった30分なんだから、やってくれよ!」でしょうけどね。

まあ、こうした話は興味本位でも楽しいけど、ポールの「いつも『大金を稼いでいる』ってことに触発されて曲作りをしているんだ。そうじゃないって言ったら、僕たちみんなマヌケだよ」という発言は、とっても素敵だと思います。
 
なぜかと言うと、会社の教え・・・まあ、会社経営のための洗脳ですよ。
保障の大切さとか、使命とかね。
そういった「会社経営のための、それらしき洗脳教育」が「悪しき既成概念」になっちゃってるせいで、稼げていないにも関わらず、「稼げない既成概念」に毒されて「ビジネス思考」ができなくなっちゃっている人が大半だから。

ポールが、「いつも『大金を稼いでいる』ってことに触発されて曲作りをしているんだ」って言うように、「大金」の桁は違っても、「いっぱい稼ぐ快感」に触発されて仕事をするべきなのです。
私たちも、桁は違ったって、才能(=強み)を生かして、自分が好むビジネススタイルで、「プールが欲しいから曲を作る」みたいに、「充分な収入を得るために、プロモーションを行う」べきなのです。
ポールが言うように、「ビジネスで成功している人が成功者であり続けているのは、そのため(=稼ぐ)でしょ?」なのですから。

売れていない人ほど、義務的なんですよね〜。
「こうすべき」が、他人(=会社)の「こうすべき」になってしまっている。
あなたが欲しいのは「自分の幸せ多い暮らし」でしょ?
だったら、そこに直結したビジネスをすべきなのです。
それは何なのか?・・・を考えるのがあなたの仕事なのです。

だって、会社の教えは「売れない教え」だし、会社経営のための方便でしかないのですから。
そんなものに縛られていたら、ポールが言うように「そうじゃないって言ったら、僕たちみんなマヌケだよになっちゃいますからね。