あなたの生保セールスの「マーケット」

生命保険営業の本質!

 今日は「1日で一気に売れるようになる10時間セミナー」です。

 お1人、インフルエンザで来られなくなってしまいました。
 金曜の夜は遠方(長崎だったかな?)からの受講生の来訪予定があって、楽しみしていたのですが、この方もインフルエンザだそうで、予定が流れてしまいました。

 でも、近隣のソニー生命の若い衆が2人来てくれて、楽しく仕事の話をいたしました。
 そこで気付いたことを書きます。

 あなたが、経営者に質問したとしますよ。
 「御社のマーケットって、どこなんですか?」って。

 もしその質問に答えられなかったら・・・あなた、どう思います?

 「何も思わない」のなら、それはあなたがビジネスについて何も知らないか、何も考えていないということ。
 普通は「えっ? ビジネスオーナーがそんな状態で、ビジネスなんてできるの?」って思います。

 で、今度はあなたに聞きますよ。
 「あなたのマーケットって、どこ?」って。
 あなたも経営者ですからね。

 即答できなかったら・・・それはビジネスではあり得ません。
 ビジネスではないのだから、食って行けずに廃業するのも当然です。

 でもね、会社はそういう「ビジネスの基本」について、何~~~も教えないでしょ?
 基本を教えないままに、「FFしろ」とか「保障の大切さ」といった「あなたを売れなくし、不幸にする教え」を強要するでしょ?
 そんなものに耳を傾けたら・・・廃業です。
 93%組の仲間入りです。

 金曜日に受講生と話していて、マーケットの話になったのです。
 分かりやすく言うと「どういう人たちを対象にセールスすれば?」という話ですよ。
 最初はちょっと苦戦したけど(私がピンと来なかった)、話をしている内に、ちょっと意外なマーケットが思い浮かんだのです!

 そのマーケットについて喋っていたら、喋れば喋るほど「美味しいんじゃないの!?」になって来て、自分のことじゃないのに、とっても嬉しくなって来ました。
 だから、「丸2日ぐらい掛けて、そのマーケットについて考えなよ」と言いました。

 行先もないのに、営業所に行ったり、街をフラフラしていたって、時間と経費の無駄遣いにしかなりません。
 そもそも、そんなの全然仕事じゃないし。

 対して、自分のマーケットについて、炬燵に入ってスウェット姿で丸2日間考えるのは、どこからどう見ても「正しい仕事」だし、その方が生涯においては数千倍・数万倍もの利益につながります。

 「外に出ろ」「人と会え」としか言えない指導者のバカさ加減には、呆れるほかはありません。
 そもそもそれは、生保セールスに対する明らかな迷惑行為だしね。

 さて、もう一回質問しますよ。
 「あなたのマーケット、どこですか? それはいくつありますか?」

 「メインは○○です。でも、それは売上の50%で、その他に○○、○〇などの5つのマーケットがあって、それが残りの50%です。でも、もっと売上を増やしたいから、今は○○のマーケットについて考えています」

 正しい経営者の答えは、こうでしょ?
 で、あなた、経営者でしょ?
 こうやって、ちゃんと答えられます?
 
 「生保セールスは別」なんてことはあり得ません。
 そして、あなたも経営者なのです。
 自分のビジネスを成立させたかったら、こうした「普通のビジネスレベル」での会話ができなければならないのです。