「売れる環境」を整える

生命保険営業の本質!

 自律神経を少々痛めて以来、音に過敏になってしまいました。

 だから、精神衛生上よろしくないので、部屋にあった電話の子機とインターフォンの電源を引っこ抜き、抹殺してやりました。

 スマホもここ3日ぐらい充電切れのままです。
 充電したとしても、3秒で留守電になるように設定しました。
 電話は秘書に預けちゃって、留守電もメールも、PCに来たメールもチェックしてもらって報告を受けています。おかげでかなり楽になりました。

 それでも、ちゃんとビジネスできていますからね。
 ソニー時代も、携帯は3コールで留守電になる設定で、「イソやん、すぐに留守電になっちゃうじゃん! それでよく契約取れるな?」と言われたけど、300週間連続で契約を入れられました。

 起業家なのだから、すべて自分の都合でビジネスをしなければなりません。
 今日はそんなことを書いてみます。



 昨夜、名古屋からの受講生が、対面コンサルティングに来てくれました。
 彼は「絶対に売るという覚悟を決めるために」と、スカイプではなく、いつも店にやって来ます。

 で、彼がこんなことを言ったのです。
 「日焼けしているだけで文句言われました」

 彼はバリバリの野球人で、輝かしい実績を持っている人。
 だから私は「バット振って稼げ」と言いました。
 それを彼はちゃんとやって、土日は草野球の助っ人仕事に精を出しているから日焼けしているのです。

 そういうバカなことを偉そうにいうヤツ・・・フザケンナ! ですよ。
 マトモなことを全然教えられないくせに、日焼けして文句言われるなんて!
 「俺の目の前に連れてこいよ! ボッコボコにしてやる!」と思いますが、バカに対する彼の返事が素晴らしかった。

 「飛び込み焼けです」

 そうしたら、「素晴らしい!」と言われたそうです。
 ほんっっっっと・・・ バカですよね〜。
 毛虫レベルの知能指数。
 あなたの方がはるかにレベルが上なのですから、バカはそうやって、受け流してあしらっておけばイイのですよ。


 私たちは起業家ですから、自分が、いつ、どこで働くかを自由に決めることができます。
 で、誰でも「自分の力を発揮できる環境」というものがあって、力を発揮できる環境で仕事をしなかったら、売り上げは上がらないのですよ。

 セミナーには「強み発見ワーク」があって、ワーク2では、「成功できる環境」を明らかにします。
 例えば、私の場合、何かを「成し遂げた!」って思える時は、いつも、「こたつで、手の届く範囲にステレオとギターと本と書道具がある環境」だった。
 だから、その環境で仕事をするようにしたら、利益が1年で200%以上になりました。

 地獄の漢字生保は別にして(先日、同じ商品を売っても、セールスレディさんは、「普通の会社」の6分の1しかお金をもらえないということが判明した! それまでは4分の1だと思っていたけど・・・)、外資系なのに離職率が異常に高い会社が2つあります。
 その内の1つがジブラルタ。
 理由は理論上明白で、「外資系なのに職域があるから」。

 職域というのは「ほとんど売れない環境」。
 だから、そんな環境に依存しちゃったら、売れないのは当然なのですよ。

 会社の事務所も同様です。
 自分のペースで仕事をしにくいでしょ?
 自分が「成功できる環境」というのは、大抵は自分が自宅で座っている場所ですよ。
 だから、「仕事は会社や外出先でするもの」だと思っている人ほど、廃業組に入りやすいのです。

 私は、BGMがわりに洋画をテレビで流して原稿を書いていますが、なぜそうするかと言うと、「それが自分に合っているから」。
 静かでないと仕事ができない人は、テレビは点けません。
 私は、「適度な雑音」があった方が原稿が書けるから、適度な雑音の中で書いています。

 あなたも同じですよ。
 出不精な人は、家から出たら売れないのです。
 バットを振るのが得意な人は、バットを振るから売れるのです。
 電話嫌いの人は、電話に出てはいけないのです。

 あなたも、「成功する環境」で仕事をしなければ、成功できません。
 会社の事務所が「成功する環境」なんて人は・・・ほとんどいないはずなんですよ。

 自分に合った、正しい環境を見つけるためには・・・ここでも確かな理論が必要なのです。