果てしなき徒労……

あなたを売れなくする「間違った教え」

 昨日は月1回の「MLM」というものがありました。

 「MLM」とは「Marketing Letter Meeting」。
 私の「三洞のハッピー生命保険セールス Marketing Letter」を購読している人が無料で参加できるお勉強会です。

 当然、懇親会(ZOOM飲み会)があります。
 ないわけがないですよ。オレがやっている会なのだから。

 で、MLMを一旦「中締め」して……ほとんどの人が一旦去って行ったのだけれども、おっぱい古川くんとさこ〜ちゃんが残っていたんだよね〜。
 そこで、既に泥酔している古川くんからの質問を受けて、話をしていたら、彼が「じゃあ、懇親会、やっちゃいましょうか!」と言うから、私もきっぱりと「OK!」と言って、酒を持って来ましたよ。

 もちろん、酒を飲んでも保険を売る話、仕事の話しかいたしません。
 なぜなら、それが一番楽しい話題だから。

 そこで、こんな話が出ました。
 「正しい理論を知らないと、果てしなく無駄な努力をしちゃいますよね〜」。

 かつては……まあ、せいぜい1980年代までだけれども、単純に「努力」というものが賞賛された時代がありました。
 でも今は……全〜然違うよね。
 努力は少ない方がイイに決まっている。
 これが「普通の」「正しい」考え方。

 すっごく極端な例えをすると、今時、洗濯機がない家って……ないよね。
 それなのに生保セールスの業界では、「洗濯板で、手でゴシゴシ洗うのだ。それが努力であり、活動であり、使命なのだ!」とようなとんでもない話がまかり通っている……。

 これが「活動量型」の世界。
 完全に終わっちゃってます。


 正しい理論を知らないと……例えば「説明すると売れない」という「一般常識」を知らないと、「説明が上手になるためのロープレ」などという「果てしなき徒労」をすることになっちゃう。
 「4回会ったら成約率はほぼゼロ」という「一般常識」を知らないと、「毎日職域に通う」などという「果てしなき徒労」をすることになっちゃう。
 「対面でのセールスの限界時間は20分」という、既に60年前に出ている実験結果を知らないと、「2時間ください!」などというとんでもない要求をして、「フザケろ、バカが!」と断られることになる……。

 こんなことばっかしなのよ。
 それって、「あなたを売れなくするための努力」だからね。
 あなた、「あなたを売れなくするための努力」なんて……したくないでしょ?

 でも「あっち側」の世界では、日々、それを強要される……。
 これが「活動量型」の世界。
 完全に終わっちゃってます。


 まあ、とにかく、「洗濯機を買う」とか「冷蔵庫を買う」とか……普通の暮らしをしましょうよ。
 あなたの家、電気、通ってるよね?
 異常な世界で、果てしなき徒労をするようなことは、もうやめましょうね。