「聞けば売れる」って・・・んなわきゃネ~だろがっ!

生命保険営業の本質!

「セールスはすべて、数字と心理学でできている」
 「計測できないものはビジネスとは呼べない」

 ダン・ケネディの言葉です。
 活動量とか愛とか使命とかいった計測できないものを連呼するのは、頭のおかしいインチキ宗教と変わりません。
 そもそも「ビジネス舐めてんのかっ!」っていう話ですよ。
 そういうことを口にするアホが、一番舐めてるヤツらです。

 で、昨日の昼間に優秀な受講生が家に相談に来たのですが、会社での話を聞いていて、「どうしよ~もネ~な~」と思いました。

 会社や管理者や指導者は、日々「いかにもそれらしいこと」を言いますよね。
 まあ、やる人はいないだろうけど、そういう言葉を投げかけられたら、「なぜ? それ、どんな理論に基づいているんですか?」って、聞いてみればイイ。

 答えられる人・・・いませんよ。
 だって、正しい理論とは間逆なのだから。
 マトモな本を読んだら、真逆のことが書いてあるから。

 彼女は会社でなんと言われたかというと「聞けば売れる」。
 ソニーなんかだとFFっていうやつ。
 それをやれば売れる・・・

 こういうのを「舐めてる」って言うのです!

 そもそも雑駁すぎるしね。
 これって、「合コンでは、しつこくプライベートなことを聞けばお持ち帰りできる」って言ってるのと同じレベルですよ。
 合コン参加の大学生だって、もっと頭を使って考えてます。
 バカ丸出し。

 あのね、「聞く」ってことについてだって、書こうと思ったらかなりの量、書けますよ。
 ・・・ああ、メルマガ書いてよかった。これ、今月号のマーケティング・レターのネタにします。

 ちょっとだけキモの部分を書くと、エキスパートたちは、「聞いてる」って言ってはいても、自分で認識しているかどうかはともかく、聞いてるんじゃなくて、答えを引き出しているのです。
 そういうレベルの「聞き方」をしないと、売れないのですよ。

 「聞けば売れる」と言うのだったら、最低限、「相手はどんな人?」って質問してからにしなさいよ。その上で、何をどう聞けば売れるのかを教えるのが、アンタの仕事でしょ?

 でも、舐めてて一切勉強しないから、そんなこと、わかるはずもない。
 だったら、「それらしいこと」を教えようとせずに、管理者兼バックアップに徹するべきなのです。

 わかったか?
 ちゃんと仕事しろよ。

 ということで、ネタができたから、マーケティング・レターの執筆に取りかかることにします。