必読図書「臆病者のための科学的起業法」の紹介

【読まずに売れるか!】必読図書

 受講生の応援団長に任命された中村です。

 第2回目に紹介する本はこちら



(本文より抜粋)
 ~ ~ ~ ~ ~
思い立ったら、まずやるべき行動

1.時間を見つける。
2.資金を調達する。
3.のんびりせずに何かを始める。

時間を見つける:時間管理術
夕方5時から夜9時まで自分のビジネスに集中して取り組むということだ。
朝5時から9時の時間帯でもいい。かなりの時間だ。
したがって、順調に事を運び、燃え尽きないようにするためにも何らかの対策が必要となる。
家族や余暇のために時間を捻出することも忘れてはいけない。

資金を調達する:開業資金を工面する術
外部の資金提供者を探し出すより先に、完成度の高いビジネス提案書を作成しなくてはいけないのだ。

のんびりせずに何かを始める:実践的に学ぶ
裕福になる最良の道は(おそらく)起業である。

~~~~~~
実りあるパートナーシップを構築する法

私の考えでは、理想的なパートナーは次のような特徴を持っている。
・資本力だけでなく、こちらの弱点を補完する要素を有する。知性、意識、創造性、洞察力、人脈力、もしくは不屈の精神といったものだ。
・長期的視野を持っている。ビジネス構築には時間がかかることを理解している。
・公平である。
・誠実で忠誠心に厚い。

私がこれまで首尾よくやってこられた理由
・自分の貢献度がいかに高くても、パートナーの存在なしではやっていけないことを認識している。
・経験上、すべての人間、すべてのパートナーには何かしら学ぶべき点があることを実感している。
・パートナーと悩みを話し合うことで、私の実行力がアップし、厳しい決断にも立ち向かうことができる。

~~~~~~
【パワフルな人脈づくり】

 キャリアを振り返ってみると、はじめのうちは、いい関係を築ける人だと思えたのに、やがて面倒でどろどろとした関係へと変化していったことがあった。
 親交を深める前に、「この人は自分と同じビジネス観を持っているか」と自分に問いかけてみるべきだった。
 そうすれば、かなりのストレスを回避できたはずだし、多額の資金を無駄づかいすることもなかっただろう。
 現に、公私を問わず、つき合う相手は極めて重要である。
 概して人は、最も長い時間をともに過ごす相手に同化していくものである。
 ビジネスでは特に重視すべき点だろう。
 というのも、関わる人間が多種多様であるためである。
 頭脳明晰でやる気にあふれた人間もいれば、優秀だが怠けがちなタイプ、平凡だが熱心な人、平凡で無気力な人間もいる。
 賢く、一生懸命で広い人脈を持った人間とつき合いを深めていきたいと思わないか。
 それなりに信頼性に厚くて正直な人間がいい(あえて「それなりに」と言い足したのは、自分は100%信頼できる正直者だと売り込んでくる人間に限って、詐欺師のごとくウソつきで、できるだけ関わり合いたくないタイプだからだ)。
 そして人生の美しさや真実について基本的に通じる考えを持った人間と仕事をしたい。
 自分の弱みを補ってくれる強みを備えた人間を求めるのも、これまた当然だ。

~~~~~~
 【行動に移す】
 
 ここでいう行動とは、不安を抱える起業家として適切で理にかなっている行いである
(興した会社が順調に機能し始め、利益を生み出すようになるまで仕事を辞めないのが、ここでいう理にかなった行ないである)。
 簡単に言えば、次のような行動を起こせばいい。

 ・自分に適した時間管理術を探し出す。
 ・ほかの資金調達法を調べ、理解する。
 ・メンターを探す。あなたが必要とする知識を教えたいという意欲にあふれ、背中を押してくれるような、一線を退いた元ビジネスオーナーが良い。
 ・手がけるビジネスを選択し、きっぱりと決断を下す。
 ・可能なら、参入したい業種でフルタイムもしくはパートタイムの仕事につく。理想はマーケティング部門だ。そこで、業界特有の販売手法をしっかり身につける。
 ・マーケットの仕組みを理解したら、自分で実験を行なう。インターネットやフリーマーケットで製品を実際に販売してみたり、関連業界を通じてサービスを提供してみたりする。
 ・事業成長に関する書「大富豪の起業術(Ready,Fire,Aim)」を読む。起業の段階から、年間収益1億ドル以上まで成長させる方法を詳しく学べるだろう。

~~~~~~
【起業家に一撃を与える1冊】

 ほとんどの人間が、誤った理由からビジネスに手を出す。
 そして、ほとんどの人間が、誤った方法で事業を遂行し、発展させようとする。
 尊敬してやまない我が友人マイケル・マスターソンは、起業に関する虚説や不正解な情報を非難し、事業を立ち上げ成功に導いていく適切な方法を説いて、特筆すべき役割を果たしてきたと言えよう。
 読者のみなさんは、本書を読み終えたとき、より深く、より現実的で、かつてない知見をきっと得ているはずだし、まったく新たなビジネスを立ち上げるとはどういうことか、業界のけん引力になるとは何か、不安定な揺籃期をどう守りきるか、成功に彩られた円熟期を目指すにはどうすべきかを理解していることだろう。
 事業をうまく軌道に載せるのは非常に難しい。しかし、決して不可解な仕事ではない。
 拙者「億万長者の不況に強いセールス戦略(No B.S. Guide to Business Success in the New Economy)」(ダイレクト出版)で私は次のように主張した。
 大部分の人は起業に関する知識を持たないし、起業を志す者は恐怖におののき自分には無理ではないかと悩んでいる。
 なぜなら、成功を果たした起業家には、無謀で、リスクに大胆に挑み、勝ち目のない持ち札ばかりであっても臆せず全財産を賭ける、というイメージがつきまとっているからだ。
 しかし、これは真実ではない。成功に不可欠なのは賢いリスクマネジメントであり、やみくもにリスクに手を出すことではない。
 私もマイケルもビジネス成功に関して多くの共通理解を持つが、この点がまずその1つであり、マイケルがつまびらかにしてくれるだろう。
 
 ダン・ケネディ

~~~~~~
まだ受講していない人もぜひ、必読図書購入して読んでみてくださいね。
みなさん、今日も楽しく頑張って下さい。