人は7分で飽きる

生命保険営業の本質!

 昨日のメルマガで「説明すればするほど売れない」ということを書いたよね。
 こんなことは、単なる「世界的常識」。
 でも、世界的に非常識な日本の生保セールス業界では真逆のことを言うし、世界の常識すら浸透していない……。

 で、今朝もその本の続きを「おさらい」していたのだけれども、そこにはこう書かれていました。

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 ……「スピーキング・エンパイアを、パワフルなプレゼンテーションを追求する頼りがいのある企業にするために、私たちは自分たちの経験を吟味するのと並行して多くのリサーチを行ってきた。
 盛んにリサーチをしたものの1つが神経科学の分野だ。そこでは、人間の脳が1つのことに集中できるのは7分間だけというのが定説だ。
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 数ヶ月前には「ニューロマーケティング(脳科学マーケティング)」の話を、昨年の暮れには「脳の本」を題材にして、何本ものメルマガを書きました。
 理由は、私が言うところの「あなたを売れなくする会社の間違った教え」が、脳科学的にも完全に否定されているからです。

 1回目のLIVEのテーマは「根拠があれば、楽しく売れる」だけれども、「根拠」ってのはそういうこと。
 ダスティン・マシューズが「人間の脳が1つのことに集中できるのは7分間だけというのが定説だ」と言う……その「定説」とは「科学的に証明されている」ことなのよ。
 だから、スティーブ・ジョブズも、ガー・レイノルズも同じことを言うのです。

 でね、脳科学が発達する以前にも、数々の実験は行われていたのです。
 そうした実験によって、既に50年以上前に「対面セールスの限界時間は20分」という「定説」が出来ている……。
 これが「世界の常識」。
 そしてそれは、脳科学の発達によって数値化され、証明されている。

 こういうことが「根拠」。
 売るための正しい「拠りどころ」なのよ。


 かつてエジソンが言いました。
 「人は考えないためなら何でもする」。
 それは後になって、脳科学的に証明された。
 でも会社は、「見込み客に考えさせろ」と言う……。
 そんなやり方は、ほぼ間違いなく失敗するに決まっています。

 さらに、かつてアインシュタインは言いました。
 「失敗したやり方を繰り返すのは狂人の振る舞いだ」。
 でも会社は、失敗したやり方を「くじけずに繰り返せ」と言う……。
 完全に狂ってますよ。


 私のセミナーでは数字がたくさん出てくるけれども、根拠なき数字は1つしかありません。
 根拠ある定説に沿ってビジネスを行う……これが普通の、まともなビジネスですよ。
 しかも、科学的に「ダメだ」と証明された売り方を続けていたら……ダメに決まっているのです。