【短時間で、楽しく、たくさん売る(16)】
土曜日は店からWEBセミナーをやって、その後、契約者が相談に来て、夜には茨城から3人の女の子が面会に来てくれました。
その前にたまたまスーパーセールスマンの本間ちゃんが来てくれて……彼女たちにとっては大ラッキーでした。
受講生だって、本間ちゃんと会える機会は滅多にないからね。
とにかく、明るい顔をして帰ってくれたのが嬉しかったです。
そして昨日は、中学入学50年の祝いというものがあって、早稲田のリーガロイヤルホテルまで出掛けて行きました。
中学高校の6年間を、男ばかりで同じ校舎で過ごしたとは言え、久々のヤツも多いからね。顔がわかるヤツはイイけど、顔も名前も思い出せないヤツもたくさんいる……。
そもそも「こんなジジイが同級生かよ!」がそこそこいました。
中学の頃は、童顔と老け顔のヤツがいたって、せいぜい見た目年齢10歳差未満だけれども、この歳(62〜63)になると、45歳と言っても通るヤツもいれば、70歳過ぎにしか見えないヤツもいる(笑)。
私は「若いよな〜」「体型、全然変わらないじゃん」と言われ、とっても嬉しかったです。つくづく「老けちゃイカンよな〜」と思いました。
会費は5000円でしたが……おみやげ(記念品)だけで1万円分くらいありました。
高級和菓子、米、お揃いのパーカー、その他雑貨、おまけに抽選会で3000円分のクーポンをゲットしました。
ありがたいことです。
しかもプロの司会者と、ゲストのタレントさんが2人。
1人はクリスタルキング(若い人はわからんかも)のサングラスの方の人。
クリスタルキングの「大都会」が流行ったのが、オレたちが中学に入学した年だそうです。
もちろん「大都会」を歌ってくれたので、私は近くで大熱唱し、プロとのハモリに勝手に大感激しておりました。
議員の三原じゅんこさん(同級生の妹)にも「来てくれ」と言ったらしいのですが、「金よこせ」と言ったので「二度と呼ばない」とのことでした。嘘かホントかはわかりませんが(笑)。
なぜそんな大盤振る舞いになったのかと言うと、1人、大金持ちになった男がいるのです。司会者を含めたタレントさんのギャラとやおみやげ代は、彼ががっつりと負担してくれたのでしょう。
親からの相続財産ではなく、自分で稼いだお金です。エラいです。
そんな彼に、10年ほど前、「五十田、香港人になっちゃえよ」と言われたことがありました。
「カナダ人になっちゃえよ」と言われた話は、セミナーで聞いた人もいるだろうけれども、その後で「香港人になっちゃえよ」と言われたこともあるのです。
なぜかと言うと、彼は香港の国籍を持っているから。
節税のためです。
税率を聞いたら、日本とは比べ物にならないほど低い!
だから私にも「香港人になっちゃえ」と言ってくれたのですが……「どうすればなれるの?」と聞くと、「ウチの会社で香港の銀行口座開設の手続きのサポートをやってるから、それで口座開設して8000万預ければいい。それで香港の国籍が取れる(10年前の話)」。
「へ〜、そうなんだ〜。でもオレ、残念ながら8000万持ってないよ」
「いくら持ってるんだよ?」
「マイナス3000万くらい(土地を取得して、家を改築したばかりだったから、ローン残高しかない)」
そう言ったら「……貧乏人に話すんじゃなかった」と言われました(笑)。
口が悪いのは校風みたいなものなので、こんなものは「おはよう」と言われたようなものなのです(笑)。苦笑しながら「貧乏でゴメンね」で、話は終了しました。
ただし、中学高校時代には「おはよう」なんて誰も言わなかったな〜。
「あ?」「お〜」とか「よっ!」「よ〜!」みたいな感じだったな〜。
昼からたくさんの旧友たちと楽しく飲んで……大宮に帰り着いてもまだ夕方なので、行きつけのダニ若に行きました。
超満員。常連席には仲良しの常連さんばかり。
旬の芹鍋を食って満足して、早々に帰りました。
土曜日は2人の社員とパートさん、そして契約者、保険屋仲間、面会3人。
日曜日は70人ほどの旧友と恩師。その中には契約者も6〜7人いました。
そして、行きつけの店で仲良しの飲み友達(みんなオレよりはるかに若い)10人ほどと、楽しい時間を過ごしました。
店も、同窓会も、ダニ若も「行きたい場所」。
行きたい場所に行くから、たくさんの「会いたい人」に会えるのです。
これが私が言う「ありたい姿」。
対して、活動量型の世界の人は「行くところがない」と言う……。
あるいは、行きたくない職域、行きたくない飛び込み先に、「行かざるを得ない」と言う……。
これこそまさに「こっち側の世界」と活動量型の世界の違いなのよ。
受講生は分かるよね、この違いを。
いつも言っているように「こうすれば売れる」なんて方法は存在しないからね。
そんなものはすべてまやかし。
インチキな世界。
行きたい場所にだけ行くから、ストレスはないし、だからこそ契約者や見込み客と会えるのよ。
こういうことこそが「真理」。
受講生に「我慢に敏感になれ」と言っているように、我慢して行かなきゃいけない場所なんて、起業家にはないのです。
なぜなら、見込み客というのは「探し回る」「追いかける」のではなく、「向こうから手をあげた人」なのだから。
そうした「真理」を、私は伝えているのです。