見た目で優位に立つ(6)

生命保険営業の本質!

前回の続きです。

ホームページやこのメルマガで何度も書いているように、この業界には、「あなたを売れなくする、理論とは正反対の、悪しき間違った教え」が横行しています。

その中には、言葉としては間違っていないけど、「あなたを売れなくする」危険をはらんだ言葉もいっぱいある・・・それがヤバいのですよ。

わかりやすい例が「顧客第一」。

もちろん間違っちゃいませんよ。
私たちに収入をもたらして下さる、大事な大事なお客様ですからね。

でも、大抵の場合は「単なる“それらしき”掛け声」。
「顧客第一」が、どう売上アップにつながるのかという話にはならない。

ただし、「単なる掛け声」のレベルなら問題はないけど、そこには間違った(売れなくなる)ニュアンスも内包されているのです。
それは「お客様が上。自分が下」というニュアンス。
この無意識下の意識によって、自らを「売れないポジション」に置いてしまっているケースが非常~に多い!
だから「危険」なのです。

イイですか、売り手とお客様の理想の関係(=ポジション)は「教祖と信者」ですからね。
「お客様は神様」じゃなくて、「あなたが神様」なんですよ。
あなたが教祖になっちゃえば、信者は、何の効力もない壺に1000万払ってくれるのです。

スタンダートな関係は「ドクターと患者」。
最低限、「教師と生徒」じゃなかったら、契約にはなりませんよ。

それ以外の契約なんて、「かわいそうだから」「もう面倒だから」「たまたま上手く行った」でしょ?
全然プロレベルじゃない。
だから廃業に至ってしまうのも必然なのです。


お客様に対してありがたいと思い、丁重に接するのは、ビジネスマナー以前の、人として当然のこと。
それは戦略でも戦術でも、理論でもスキルでもありません。

「身だしなみ」という言葉も同じなのです。
そしてそこには「嫌われないように」というニュアンスが内包されています。
そんな意識があったら、いきなり「自分が下」のポジションですよ。

だから、「身だしなみ」などという幼稚なレベルの言葉は排除した方がイイし、「自分たちはプロ。そんなレベルじゃ通用しない!」とはっきり言うべきなのです。

そして、プロなんだから、会った瞬間に「上のポジション」に立つべく、「優位に立つ見た目」を準備すべきなのです。


・・・書いてたら、またどんどん書いちゃいました。
もっと書きたいことも思い浮かんじゃっいました。

あと2~3回、この話が続きそうです。
お付き合いください。