昨日まで11日間、入院していました(2014年10月25日の記事です)。
入院して仕事が滞ったかって?
とんでもない。
入院前の約50日間は、体調が悪くてほとんど仕事になりませんでしたが、入院中の11日間は、明らかにここ3年間で一番仕事が進みましたし、今後長期にわたって役に立つ「小さな悟り」(「気付き」って言葉があんまり好きじゃないので)も得られました。
そりゃ、入院なんかせずに健康で働いていた方がイイに決まってますよ。
でも、入院しちゃったからには、その機会を楽しんで生かすしかありません。
実際、ずっと寝ててOKなワケだし、献身的な看護婦さん(「看護士さん」なんて、なぜ呼ぶ必要があるのかわからない。実際、病院でも、ベテランの女性事務員さんが「看護婦さん」と呼んでいた)があれこれ気を遣ってくれるワケだし、上げ膳据え膳だし(4日間は絶食だったけど)、個室だから他人に気を遣わなくてイイし(「別荘に来ている」と思えば、そんな気分にもなれる)・・体の痛みさえなければ(これも、ナースコールするだけで、よく効く痛み止めを持って来てくれる)、かなり贅沢な環境なのです。
当然、時間も贅沢に使えます。
積んであるだけだった本が全部片付きました。
で、その中の2冊が、ものすごく役に立つ本だったのです。
積んでおいたってことは、「まあ、後でイイや」と思っていたということですが、予想と違って「すぐに読むべし!」の内容!
しかもこの2冊が見事にリンクしているのです。
ここ8年間の自身のダメなところがよ~くわかりました。
で、早速実践ですよ。
幸い私は、生命保険セールスでありながら、お客様のところに出向くことはないので(ここ8年間、1回も訪問したことはない)、パソコンがネットとつながっていれば病室でも仕事ができます。
実際、前回の入院の時は、病室で3世帯分の契約作業をしました。
同席してもらった保険会社の担当者は「本当にこんなこと・・あるんですね!」と驚いていました。
(そうなりたい方はセミナーに来て下さい。)
しかし、パソコンがつながっているということは、「余計なこと」もいくらでもできます。
余計なこととは、「あちこちのサイトを訪問したり、メールやメッセージで話しかけちゃったりして、契約につながらない“仕事のようなこと”をすること」です。
病室という特殊な環境にいると、それが「時間を無駄にするだけの行為」だということがよくわかります。
そして、これはまさに、生命保険セールスが、「訪問したから仕事をしたような気になる」「保全をしたから仕事をしたような気になる」「とりあえずスーツを着て家を出たから仕事をしているような気になる」のと同じだということも、よ~~~くわかるのです。
だから、「足を使え」というクダラネ~言葉は、何の意味もないどころか、「あなたを売れなくする悪魔のささやき」なのです。
で、そういう「仕事のようで仕事ではないこと」はせずに、仕事をしました。
何をやったかって?
もちろんマーケティングですよ。
ターゲットをより狭くし、ターゲットについて考え、ターゲットに合う言葉を探し、発信しました。
そして、1件の契約を得て、2人の見込み客を発見しました。
足は使ってませんし、人と会ってませんし、友好関係を築いてもいません。
そんな、仕事じゃないことしてる暇なんて、入院中だってありませんよ。
新しい理論を知って、仕事をしたからこそ、契約が取れたのです。
それにしても、入院中にベッドで「仕事」をしていると、「活動量って、一体何なんだ?」と、つくづく思いますね~。
まあ、「仕事量」じゃないから「活動量」なのでしょうね、きっと。
と、このように、「あなたを売れなくする悪魔のささやき」は「百害あって一利なし」なものなのです。
そこから脱却し、正しい思考をインストールすることなしに、正しい「仕事」ができるはずがありません。