「お友達もご一緒に」

生命保険営業の本質!

2回続けて「時間あたり売上」を増やす方法について書きましたが、今回はさらに突っ込んだ話をしたいと思います。

非常に大事なことなので何度でも言いますが、私たち生保セールスの仕事におけるビジネス指標は1つしかありません。
それが「時間あたり売上」。

だから、自分の時給を知らないとか、「いっぱいやれば何とかなる」なんて思考では、ビジネスとは呼べません。
ビジネスと呼べないレベルなら、廃業に至るのは必然です。

今回も、毎回引用しているこの本

「屁理屈なし! 社長のための時間の使い方」ダン・ケネディ☆から引用します。

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 私のサークルのプラチナ・メンバー、ロン・ルグランは、何千もの不動産を買っては、さっさと転売し、毎年何千人もの投資家に不動産を売る方法を教えている。彼の好きな名言は「少なく働くほど、たくさん儲かる」である。
 (中略)
 長年の間に、彼らの行動を観察し、精神を探る、数知れない機会を得た。私が主催するレニゲイド・ミリオネア・システムと年1回のセミナーは、もっぱらそういった“反逆の億万長者”とその他大勢の相違点を調べたプログラムである。
 彼らが成功した主な要因の1つとして挙げられるのが、時間をお金を結びつけ、時間投資の視点からものを考えているということだ。ほとんどの人が、ロン同様、少ないもので多くを得る方法、仕事への時間投資を減らした上で、より多くのお金を導き出す方法を常に追求している。
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何度も書きましたが、セミナー受講生の方々の全員が、受講後のアンケートに「会社の教えとは真逆です」と書きます。
同時に、スーパーセールスマンたちと話をすると、常に「三洞さん、その通りなんですよ」になるし、ダン・ケネディやリッチ・シェフレンやマイケル・マスターソンの本を読むと、「見たか!オレが言ってる通りだろ!」の言葉が出て来て、嬉しくて一人でバカ笑いするのです。

この文章なんかもその典型。
「少なく働くほど、たくさん儲かる」。
昨日書いたことと、全く同じですよね。

だからね、冗談半分で私が書いてるとか、過激なことを言ってるとか、「三洞は特殊な人」だなんて思ったら大間違いですからね。
ダン・ケネディだって、丸々本一冊を使ってそれを言ってるんですから。

でね、私がマジで言っているということをお分かりいただくために、「なるほど!」と思ってもらえる具体的な事例を紹介します。
とっても簡単で、誰でも使える事例です。

前回のメルマガでは、「時間を減らす」ための具体的な方法を列挙しましたが、その中に「1人ではなく、複数の見込み客が同時に見付かるような『言葉』を準備する」というものがありました。

これはね、私、生保セールスになったばかりの頃に痛感したんですよ。
前職では、マーケティングプランナーとしてプレゼンテーションしていたから、仕事で喋る時には、最低でも7~8人の人に向けて喋っていました。
だから、生保セールスになってお客様と1対1で喋るようになった時には、「もったいないな~」「お前、贅沢だろ!オレを1人じめかよ!」と思ったし、「1人じゃなくて、3人だったらイイのに」といつも「感じて」いました。

あなた、保険の話をしている時に「1人じゃなくて、3人だったらイイのに」と思ったこと、ありません?
思ったことがないなら、思わないとだめですよ。
1対1で喋るのが当然・・なんて思っちゃうのは「悪しき既成概念」でしかありません。
喋る時間は一緒、移動時間も一緒なんだから、1人と3人だったら、3倍の生産性でしょ?

だから私は、常に「お友達もご一緒にいかがですか?」という意味の言葉(類似の言葉の場合もある)を発していました。
いつも発していると、どういう人に対して、どんな言葉で、どういうタイミングで言うと「効くか」が分かるようになる!

その結果として「すみません、3人で聞いてもイイですか?」と言われたこと、何度もありますよ。
「ええ、もちろん」と平静を装って言いますが、心の中では「ヤッター!」のガッツポーズです。

前回のメルマガに書いた「時間を減らすための具体的な方法」は、1つ1つについて、上記のように明確に「売上アップ」に直結するのです。

セミナーではそのすべてを語っていますが、あなたもそれぞれについて、真剣に「自分だったらどうすれば?」を考えるべきなのです。

だって、唯一の指標である「時間あたり売上」を増やすためには、「時間を減らす」ことが最短の方法なのですから。