ウォーレン・バフェットって・・・知ってますよね?
金融に携わっているのに、この人を知らなかったら、それはかなり恥ずかしいことです。
世界最大の投資会社の筆頭株主で、いつも世界の長者番付の上の方にいて、「株式投資の神様」と言われている人ですが・・・「ガンガンやって、ガンガン儲けた」という人とは正反対。
この人ぐらいになると、もはや聖人の域です。
10年ぐらい前に、380億ドル(円じゃない!)寄付しちゃったのですから。
で、つい先日、この人の本を読んでいたのですが・・・ここに書きたくなるようなネタがたくさんありましたので、折に触れて紹介して行きたいと思います。
その内の1つ。こんなことが書いてありました。
「リスクとは、自分が何をやっているのかよくわからない時に起こるものです」
会社の教えの通りにやっても売れない、でもどうしたらよいのかわからない・・・この状態って、まさに「自分が何をやっているのかよくわからない時」ですよね。
では、そこではどんなリスクが発生するのか?
「時間の浪費」です。
セミナー受講生はしっかりと分かっているけど、ビジネスには「ビジネス指標」というものが必要です。
ドラッカー先生が言うように「計測できないものはビジネスではない」・・・活動量とか使命なんて、計測できないでしょ?
そんなものをビジネスに持ち込むから、廃業する人が後を絶たないのですよ。
ホント、くだらな過ぎて、話になりません。
私たちがやっている生保セールスビジネスは、幸いなことに指標が1つしかありません。
それは「時間あたり売上」。
でも、自分の「時間あたり売上」を把握している生保セールスって・・・ほぼ皆無ですよね。
だから93%が廃業に追い込まれるのです。
そんなもん、当たり前。
そして、ウォーレン・バフェットのような資産を持たない我々庶民にとっての唯一の資産は「時間」しかありません。
「売れない・・・でも、どうしたらよいうのかわからない」という状態は、その資産を食いつぶしている状態です。
しかも、単に食いつぶしているだけじゃなくて、「金がない」「売れなくてツラい」「家族から非難される」「不安で仕方ない」といった苦悩の時間になっちゃう・・・。
最悪ですよ!
エジソン曰く「同じ方法で違う結果を期待するのは、気が狂った人のやることだ」。
ダメな活動や、売れない言葉を何百回繰り返したって、同じ結果しか出ないのです。
それを体験しているからこそ、「どうしたらよいのかわからない」の状態になっているワケでしょ?
そんな最悪の状態から脱出するには、正しい理論に基づいた「有効な活動」と「売れる言葉」を知るしかありません。
「あなたの今の状態(経済状態も含む)に、唯一かつ全面的に責任があるのは、あなた自身だ」という原理原則を受け入れることから、すべては始まります。
だって、あなたは起業家であり、個人事業主なのですから。
さて、あなたはどうしますか?
苦悩の時間を過ごすのかどうかは、あなたの行動次第なのです。