素晴らしい朝

三洞の「これが言いたい!」

 昨日に続いてキリッと冷えた快晴です。
 起きるまで寝て、スッキリと目覚めました。

 顔を洗って、猫たちを解放してやって、餌をあげて、お茶を淹れました。
 ちょっとだけ高級な日本茶と自製の梅干し。
 20年来の朝イチの日課です。

 いつもはそこで本を開くのですが、今日は手帳を開いてみました。
 手帳を開く……多くの人にとっては日課なのでしょうが、私は「たまに」です。
 手帳を開く、手帳に書くことが、以前から上手にできません。
 時間や予定に縛られるのを、体の奥底から拒否しているのでしょう。

 そんな私が、まずは手帳を開いてみました。
 すると……とっても嬉しくなりました。

 真っ白だったから。

 今日は何の予定もない日なのです。
 もはや、義務的な会合のようなものは人生から排除したので、入っている予定はすべて「ほのかに楽しいもの」ばかりです。
 それでも、真っ白な手帳を見ると、嬉しくなれます。
 「さて、何をしようか?」と考えたら、とっても幸せな気持ちになれました。 

 ソニー生命で300週間連続で保険を売っていた頃も、まったく同じでした。
 「週に3日だけ仕事をする。それで全社員平均の売り上げをあげる」と決めて生保セールスになったから、手帳の残りの4日間は真っ白でした。
 飲み会やゴルフの予定以外は入れませんでした。
 「活動量」という愚劣な言葉を完全に拒否し、理論に沿ってやっていたから、それで平均以上の売り上げをあげることができました。


 はっきりと分かりましたよ。
 私にとっては、何の予定もない日を増やすことが、幸せの量を増やすことに直結する……ということが。

 だから、セミナーも、LIVEも、面会も、私の手帳からどんどんなくして行こうと思いました。
 「ありたい姿」がより明確になった、素晴らしい朝でした。