1週間ぶりのメルマガです。
GW中も、ほぼ毎日受講生の顔を見ていました。
後半は連日誰かが遊びに来ていたしね。
その中で、1人の受講生がこんなことを言っていました。
「会社の人が勉強会をしていて、そのテーマが『モチベーションの上げ方』だった」。
まだ若い女の子なのよ。
でも彼女は「呆れた」という意味で、私にそれを伝えてくれました。
ウチの受講生だったら……そりゃ呆れますよ。
何なのよ、モチベーションの上げ方って(笑)。
オレなんかだと「今でもモチベーションなんて言葉、あるの?」みたいな感覚だし、「ビジネスレベルじゃない。ガキの遊びレベル」としか思えません。
終わっちゃってるよね、「あっち側の世界」は(笑)。
ここから先、何を書こうかなと思って「ネタ帳」を何気なく開いたら……そのページには、こんなことが書いてありました。
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「蓄積された『人間の印象』は、どんな宣伝よりも、どんなプレゼンテーションよりも力強く、効果的で、長続きする」
「同じ業種であっても、カスタマージャーニーは多種多様だ。消費者はもう認知から考慮へ、そして購入へという一直線の道をたどらなくなった。それぞれ独自の予測不可能な方法で、考慮の幅を狭めたり広げたりしているのだ」
「人間らしく聞こえるためには、生身の人間がその企業のために話すようになるしかないのだ。
消費者が、自分の声で作成したブランドに関するコンテンツは、企業が同じ製品いついて投稿したコンテンツより600から700%多くの契約を成立させている」
「インタラプション・マーケティングは、新たなモデルにとって変わられつつある。私はそれをパーミッション・マーケティングと呼ぶ。このモデルでは、消費者が自ら進んで注目してくれるよう、いかに説得するかが、企業の課題だ」
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お勉強会のテーマってのは、少なくともこういったレベルでしょ?
どれがテーマだとしても、オレ、台本なしで、90分くらいだったらず〜っと喋っていられます。
受講生なら、オレがどんなことを喋るかを、何となく想像できるよね。
これが「こっち側」の、まともなビジネスレベルの世界。
何なのよ「モチベーションの上げ方」って(笑)。
そういうアホアホな世界とは決別しましょうね。
そうじゃなかったら、食って行けないよ。
ちなみに……。
最後に先生が「モチベーションの上げ方」について、正しい回答をします。
オレじゃなくても、受講生なら誰でもできるけどね。
モチベーションを「上げる必要」がある場合、それはやり方が間違っている……これが正解。
こんなものは、マーケティングの基礎中の基礎。
基礎を知っている人なら、瞬時に答えられる。
「モチベーション」のような「前時代的触媒」が必要になるということは、システムに大きな「制約」があるということを示している。
その制約を特定するためには……(延々と続く)。
こういうのがまともなビジネスの話なのです。
それにしても「モチベーションの上げ方」って……マジ、笑うしかないよな〜。