目標の数字を達成するために

生命保険営業の本質!

 私、このメルマガに、「受講生じゃないとわからないだろうから、この先は書かないけど・・・」みたいなことを、よく書きますよね。

 これは、馬鹿にしているワケじゃないし、出し惜しみしているワケでもありません。
 断片的なことを「ポン!」と出しただけだと、誤解したり、間違った使い方をして、マイナスになってしまうケースがあるから、それを懸念してのことなのです。
 誤解しないでね。

 その上で。
 元旦には「目標設定」「計画の立て方」みたいなことを書いたけど、その直後に書いた受講生用のメルマガは、

 「一般用メルマガに目標設定の話を書いたので、こっちにはもっと突っ込んだ話を」

 という書き出しから始まったのですよ。

 でも、今、再読したら、「これは受講生じゃなくてもわかるじゃん?」ってことが書いてあったから、出し惜しみせずに、その上で、誤解しにくい言葉に変換して、書いておきます。

 「数字だけの目標設定には、ほとんど意味はない」ってことは、元旦のメルマガを再読していただければわかると思います。
 では、数字だけじゃないってことはどういうことかと言うと・・・これも、主旨はメルマガに書きました。

 その先のこと・・・受講者用のメルマガに書いたのは、「その数字を達成するための具体的な計画や方法」がないとダメだということ。

 「どうすればその数字が達成できるの?」の答えが、「頑張る!」とか「活動量!」とかいった、「計測できないこと」だと・・・それはビジネスとは呼べないし、達成の可能性も一気に低くなっちゃいます。

 で、ここから先の話が、「ポイント」「システム」「プロモーション」といった概念を把握できていないとわかりにくいから、受講者に向けて書いたんだけど、それを誰にでもわかるように書きます。
 目標の数字を達成するための「どうすれば?」ってのは、大抵の場合、大枠ではせいぜい3くらいしか出てこないものなのですよ。

 例えば、

●〇〇のマーケットからの見込み客を年間24人増やす(合計〇〇人、増える手数料〇〇万円)。


●〇〇のマーケットを開拓し、年間12人の見込み客を得る(増える手数料〇〇万円)→ただし、3ヶ月やってみてダメだったら、次の〇〇のマーケットに移行する


●〇〇さん、〇〇さん、〇〇さんからの紹介からの契約を、年間12件増やす(増える手数料〇〇万円)

 みたいな感じです。

 本来は、この3つの「どうすれば?」の内容と数字と、そのやり方を指導するのがマネージャーの役目なんだけど・・・理論を知らないし、そもそも自分が売れた経験のない人たちばかりだから、何の指導もできない。
 だから「活動量なのだ!」としか言えない・・・。

 この「どうすれば?」が見えていない状態は、「脳を持たないアメーバが、街を浮遊する」みたいなものですよ。
 そんなセールスを、2019年も繰り返すの?・・・って話なのです。
 それって、かなり悲しいよね~。

 で、そうならないためには、3つの「どうすれば?」をちゃんと抽出したら(そこには理論が絶対に必要になるのだけれども)、それぞれをどんどん逆算して行くのですよ。
 そうすると、「じゃあ、それをやるには、どうすれば?」が、3つについてそれぞれ5つぐらい出て来る。
 そうしたらさらに、「じゃあ、それをやるには、どんな準備をすればイイの? どんなツールが必要になるの?」を具体的に抽出する。

 この作業をやると、作業をしている机の周辺には、何十枚もの紙が散乱します(だから、足が痛くなっちゃわない人の場合は、座卓の方が便利なのです)。

 こういう光景が、「正しい目標設定をしている状況」ですよ。
 こうした作業なしに、数字だけ「ポン!」と出すのは、小学生が「今年は逆上がりができるようになる」って書くよりもはるかに低レベル。
 だって、「逆上がりができるようになる」は、「そのためには、どうすれば?」が明確だもんね。
 「お父さんに教わって、できるようになるまで練習する」みたいに、小学生でも具体的に見えるから。


 見えないままに街を浮遊しちゃうから、見込み客も見えないし、契約も見えないという、悲し~~~い状況になっちゃうのです。

 そんなもん、どう考えたってビジネスとは呼べませんよ。
 目標設定一つをとっても、正しい理論と手順を知らなかったらできないのだ・・・ってことを、あなたも明確に認識しましょうね。