昨夜も行きつけの「ダニ若」で飲んでいました。
帰宅は22時。
これ、かなり遅い時間なんだよね〜。
ダニ若は、ノンベが集まる店だから、土日祝日は3時から開店なんだけど、私は曜日はあまり関係ないから、昨日も6時ごろに出勤しました。
大抵は5時か6時に出勤して、8時前には帰宅してるのよ。
そこから原稿を書き始めるのです。
ところが昨夜は……すごかったんだよね〜。
何だか「常連さん大集合!」のような感じになって、珍しく来ていた一見の1人客の女性が「今日は何かの集まりなんですか?」と言っていました。
「いや、いつものように常連さんが集まっているだけ」と常連客が答えていたけど……彼女は今後、きっと常連さんになるのでしょうね。
「こんな楽しいお店、あるんだ〜!」「私もあの中に入りたい!」と思っただろうから。
保険が売れるってのはこういうこと。
雰囲気、分かるかな?
私が「こっち側」と言うのも同じこと。
消費者は「明るく楽しく売れている人」から商品を買いたいのです。
必死の雰囲気のセールスマンになんか、近寄りたくもないのです。
ここ数日、メルマガが書けなくなっていました。
理由は、上手過ぎる(=オモロ過ぎる)文章を読んじゃったから。
そうすると「オレもやったる!」になっちゃうんだよね〜。
その結果、力が入って余計な試行錯誤をしちゃって、手が止まるのです。
「そういうことをしちゃだめだよ。何より大切なのは発信すること」って、受講生に言っているのにね(笑)。
まあ、仕事は肩肘張らずにぽよよんと楽しくやるべきなのです。
もちろん真摯さ、真面目さ、努力は必要ですよ。
でもね……イチローが言っていました。
一番楽しいのが試合で、その次に楽しいのが練習だって。
オレの小学校時代からの友達で、今でも一緒に飲むトシノリくんという人がいます。
つい先日も店に飲みに来てくれました。
彼は、日本人大リーガーの取材記者の走りなんだよね〜。
かつてはニューヨーク読売の記者で、NFL(アメリカンフットボール)の取材担当だったんだけど、ゴジラ松井がヤンキースの選手になったので、読売がNY在住の日本人記者のトシノリくんに「松井番、やってくれ」と言ったのです。
以降トシノリくんは、松井やイチローをはじめ、数々の日本人選手の専任記者として仕事をしました。
そしてシーズンオフには大宮に帰って来て、毎日のようにウチの店に来て、日本人大リーガーのリアルな話を聞かせてくれたのですよ。
この話は長くなるしもったいないから、別の機会にたっぷり書こうと思うけど(マーケティング・レターだな)、イチローのアドバイスで一軍に定着できた若手選手がいるんだって。
そのアドバイスは「楽しめない内はパフォーマンスできないよ」。
まあ、異常天才イチローが言うことだから、一般人には通用しないかもしれないけれども、でもニュアンス的には私も似たようなことを言っています。
それは「売るのが楽しいんじゃない。売れるから楽しくなるのだ」。
悲痛&必至の雰囲気の人とは、誰だって話なんかしたくないよね。
そして、そういう人は全〜然売れていません。
当然だよね。
悲痛&必至の雰囲気の人になんて近寄りたくはないから。
昨夜のダニ若みたいに、ぽよよんと楽しそうな場所(人)に、お客さんは寄って来るのです。
だから私はいつも「こっち側の世界においで」と言っているんだよね。
「短時間で、楽しく、たくさん売る」という言葉は、キャッチフレーズではなくて本質を語っているのです。
楽しい人じゃないと人は寄って来ないよ
