昨日、ゴルフに行って来ました。
中学高校の同期の、40回目のコンペです。
このコンペはね、ものすごく楽しいんですよ。
多感な6年間を、男ばっかりでガサツに過ごした仲間ってのは、実にイイものです。
何の気遣いもないし、連帯感があって、ガキの頃に戻れて、格別の雰囲気があります。
35年ぶりに会ったって、「おっ、久しぶり~。お前さ~・・」ですからね。
ほんの数か月間会わなかった・・みたいな会話になります。
私、一時は・・・と言ってもサラリーマン時代ですけどね、年間20回ぐらいゴルフに行っていた時がありました。
でも、それが月イチになり、ここ数年は年6回程度。
昨年は何と1回だけ。今年は2回目。
練習場に行ったのは・・記憶がありません。
10年ぐらいは行ってないと思います。
しかも、週の半分ぐらいは二日酔いで、ヘビースモーカーで、座り仕事で運動なんか全然しない。
だから、前日、「少々運動しておかないと、体、痛めちゃうぞ」なんて思って、ラジオ体操をやったら、ハアハアしちゃってる。
ちょっとストレッチしたら、逆に痛くなっちゃうし・・。
「こりゃ、スコアはボロボロだろうな」と覚悟しておりました。
ところが・・。
スコアは48、48の96回。
まあ、問題なしのスコアで回れましたた。
しかも、スコアは何てことなかったけど、内容がものすごく良かったのです!
練習なんぞ10年以上もしたことなし、体バキバキ、不眠での参戦、おまけに朝から焼酎飲んじゃってる・・。
グローブには穴、クラブは貰い物の骨董品、ボールは全部拾ったもの・・。
それにしちゃ、上出来ですよ。
真面目にやってる人が見たら、「ゴルフ、なめてんじゃね~よ!」って感じですよ。
そんな状況だし(まあ、状況はいつも変わらないけど)、行く前は「ボロボロのスコアでも仕方ない」と思っていたのにも関わらず、問題ないスコアで回れて、とっても充実した内容でプレーできたのには、明らかな理由がああったのです。
それはね・・同伴者。
3人の組だったんですけど、私以外の2人のスコアは、74と76でした。
こういう人と一緒に回ると、
●「真面目にやらなきゃ申し訳ない」って思う。
●「一生懸命やらなきゃいけない」って思う。
●ミスショットしても、実力だから怒る気がしない。クサらない。
●ギャンブル的なショットをする気がなくなる。実力の中でできることをちゃんとやろうとする。
●ちょっとでもイイからほめて貰いたいと思うから、真剣に打つ。
●ちょっとしたアドバイスを忠実にやろうとする。
というような「良い状況」になって、プレーの内容も充実するのです。
必然的に、スコアもひどいものにはなりません。
そう、何より「雰囲気」なんですよ。
「ちゃんとやる!」「真剣にやる!」「結果を出す!」という雰囲気に完全に巻き込まれるから、良い結果が出るんですよね。
ちょっと思い出してみたら、このコンペで80台で回れた時って、いつも「私が一番ヘタ」っていう時でした。
だからね、セールスにおいても、周囲の人たちは、ものすご~く大切なのです。
74で回った男(公式ハンデ0の税理士)が、こんなこと言ってました。
「毎ホール、ダボとかトリのやつが居ると、ボギーでも充分満足しちゃうからダメなんだよな~」って。
クソな教育者が居て、おかげで売れない人たちだらけで、それで傷を舐め合っちゃってる・・なんて状況だったら、「売れない菌」にすぐに感染してしまいます。
逆に、私が居た「横綱営業所」なんて、すごいですよ。
「ものすご~く売れて当たり前」が日々の雰囲気だから、新入りも、他の営業所から来た人も、「そこに居たらそうなっちゃう」で、売れるようになっちゃう。
そういう雰囲気は、マインド以上の問題ですから、とっても大切です。
そしてそれは、自分から取りに行かないと、味わえません。
ゴルフコンペの同伴者は幹事さん任せだけど、セールスの同業者仲間は選べます。それによって、売れる雰囲気を味わい、身に付けられます。
だから、売れている仲間をたくさん持つことは、とても大切なのです。
あなたも、私の仲間に・・・入ります?