カエルを捕る

生命保険営業の本質!

 「え〜っ、何これ!」

 5月に2回、ショックを受けました。
 庭のメダカ鉢が荒らされて、メダカが激減していたのです。

 鉢(バケツ含む)は12個あるんだけど、そのうちの1つの「幹之」というメダカの鉢が荒らされて、30匹くらいいたメダカが4匹しかいなくなってる!
 そしてその1週間後、今度は白メダカの鉢がやられて、50匹くらいいたのが5匹しかいない!

 最初は盗まれたと思ったのよ。
 野良猫が引っ掻き回したとしたら、周囲にメダカの死骸が散乱しているはずなんだけど、まったく見当たらないから。
 そして「猫じゃないよな〜」とも思いました。
 野良猫がメダカ鉢に手を出しているのは見たことがあるんだけど、オドオドと手を出して、チョロっと水に触る程度だからね。睡蓮の根っこごと掻き回して荒らすようなことは、怖くてできないと思うのです。

 そこで、センサーライト付きの防犯カメラを取り付けることにしましたが……付ける場所がないんだよね〜。
 簡単に設置することはできるけど、それだとカメラも持って行かれちゃうし。
 だから、近所のおっさんのところに行って、おっさんの友だちのみっちゃんという大工さんに連絡をしてくれるように依頼しました。

 そうしたら……近所のおっさん(さだおさん)は世話好きで暇な人だから、「ちょっと見せろよ」と、被害状況を見に来たのです。
 そうしたら「ハクビシンじゃないか? あいつらは食っちゃうからな〜」。

 ハクビシンとかアライグマの被害ってのは、大宮のようなところでも時々あって、10年くらい前にはウチの近所でもハクビシンが目撃されたのよ。
 でも最近は、近所で被害に遭ったという話は聞こえて来ないし、「そうかな〜?」と思っていたのです。
 まあ、人にしろ動物にしろ、次回やってきたらカメラに写るだろうからね。

 その後、さだおさんが「とりあえず」と網戸の網をくれて、夕方には網をかけるようにしてからは被害は出ていないのだけれども、最近、「やっぱ、ハクビシンの仕業じゃないのかな〜」と思い始めました。

 その理由は「カエルが全然鳴かないじゃん!」。

 我が家は大宮駅(乗降客数は常に全国9位以内)から徒歩5分で、周囲に川も田んぼも一切ないのに、昔から庭にカエルが棲みついているのです。
 だから毎年、6月ともなると毎晩ゲロゲロと鳴くのだけれども、それが全然聞こえない。GWの頃には鳴いていたのに、最近は全然鳴き声が聞こえない……。

 人が犯人だったら、カエルは捕らないだろうからね。
 夜行性の雑食哺乳類なら、カエルを探し出すのも得意かもしれないし、メダカよりもカエルの方が量も栄養価も高そうだし……。


 そこで!

 昨日、ナマズ釣りに連れて行ってもらったのよ。
 田んぼと川に挟まれた道を歩きながら釣るのだから、カエルが捕れるだろう……それを庭に放そうと思いました。

 ナマズは釣れなかったけれども、元気なカエルが7〜8匹捕れました。
 昨夜、庭に放って……今朝も元気に生きていました。

 でも、今宵はまだ鳴きません。
 鳴くようになるのかな〜。
 もし鳴かなかったら、場所は分かったから、また捕りに行こうと思います。
 男ってのは、還暦過ぎてもそんなことが楽しいのです。

☆6/20 WEBセミナー「売れるトークの真髄」