まあ、今更言うのも恥ずかしいぐらいですが、ダン・ケネディの言葉を。
「人々が興味を持たないものは売れない」
当然です。
今はやめちゃったけど、以前に「対面トークレッスン」というサービスをやっていたことがありました。
それなりに人は来たたけど、あまりにもひどすぎるトークばっかりなので、「これじゃ、意味ないな。セミナー受けていない人には、解説しても伝わらない」と思ってやめました。
中でも一番驚愕したのは、ジブトーク。
ちなみに、地獄社の人は一人も来ていません。もちろん、地獄社の人は、トークレベルの話じゃないから最初から拒否しているからですが・・・それにしてもあの時は驚いたな~。
「じゃ、喋ってみて下さい」と言って、受講者が喋り始めて、1分ぐらいで止めました。
「ストップ! ちょっと待ってね。これ、トーク研修だから、いわゆるロープレなんだけど・・・あなた、それ、客に喋っていることなの???」
「はい」と言うから、ホント、驚いたのです。
だって、そもそもトークとは思えないようなトークなんだもん。
でも、「これが会社に教わったトークなので・・・」
プロの私が聞いたって、「一体、何について喋ってるの???」のトークなのですよ。
「高度障害ってご存知ですか」から始まる・・・。
一体、どんな話が展開されるのか、全~~~然予測すらできませんでした。
・・・ホント、オカシイですよ。
「人々が興味を持たないものは売れない」
高度障害に興味を持っている人なんて、世の中に存在するの?
しかも喋っている内容が、完全かつ極端に「自己中」なんだもん。
まさに、典型的な「顧客無視」。
聞いている素人は、ホント、何を言っているのか、ワケワカンナイですよ。
で、ダン・ケネディは、こう続けます。
「人々が興味を持たないものは売れない」
「すでに顧客が考えていることから会話を始めよ」
高度障害なんて「知らない言葉」を、すでに顧客が考えているはずがありません。
そして、こう言います。
「残念ながら多くのビジネスパーソンが、この初歩的で明確なことのために、大量のエネルギーとお金を無駄にしています」
そりゃそうですよ。
こんなアホなトークを発したら、どんなに「活動」したって、売れるはずがないのですから。
そして、トレーラーハウス住まいの売れないギタリストだったのに、デジタルコンテンツで数百億の売上を上げたエベン・ペーガンというおっさんは、こう言っています。
「最も稼げるビジネススキルで、あなたにも身につけられるものは『共感』・・・もっと具体的に言えば『思いやり』のスキルです」
テレアポには、共感も思いやりも皆無です。
「高度障害」にも「保障の必要性」にも、共感なんて全然ありません。
つまり、本当~~~に「果てしなく売れない方法」だということ。
あなたも、もういい加減に、そんな世界とは訣別しなさいよ。
ホント、バカじゃね~の?