時代に取り残される人々

生命保険営業の本質!

 私は、1日のほとんどの時間を寝床で過ごしています(笑)。
 外出自粛とかは一切関係なく、ここ7〜8年ほど。

 もちろん「寝たきり」になっているワケではありません(それをやると半年ほどで病気になる。経験済み)。
 トゥルースリーパーがあって、その上にこたつがあって、そこで寝て、仕事をしているから。
 受講生がウチに来ると、「これが通勤時間腹筋1回の仕事場ですか〜」と、感激します。

 ところが……最近、「臭いな」と思うようになったのです。
 ずっと胡座をかいて仕事をしていると、足のあたりから饐えた臭いが漂ってくる。
 以前はなかったのに。
 オレ1人だったら「夜、風呂に入ればイイや」かもしれないけど、2人の社員がいるからね。
 彼女たちに、「三洞さん、臭い」と思われたら……ただの汚いおっさんですよ。終わっちゃってます。

 で、昨日、気付きました。
 「オレが臭いのではなく、ず〜っと敷きっぱなしのトゥルースリーパーが臭いのだ! その臭いがオレに移っているのだ!」ということに。

 今朝は早速、炬燵を持ち上げてトゥルースリーパーを外して、階下に持って行って、カバーを外して洗濯機に入れ、トゥルースリーパーを縁側に干しました。
 触ったら……しっとりしてたもんな〜。
 臭いに決まってますよ!

 後で、ファブリーズをたっぷり噴射して、ひっくり返して……明日も天気が良いらしいから、梅干し同様、3日間ぐらい干そうと思っています。

 まあ、偉そうにメルマガに色々書いていたって、「トゥルースリーパーは定期的に干さなきゃダメ」ということに気付かないと、「汚いおっさん化」してしまうのです(笑)。
 これが「認識する」ということですよ。


 もう1つ、今朝、新たな認識がありました。

 今、仕事が停滞しちゃっているのだけれども、それは、マーケティング・レターを書いているから。
 毎月、書き終わるまでは、どうしてもマーケティング・レターを優先しちゃうので、そのせいで仕事が停滞するのだということに気付きました。

 だから、今後は、「この3日半で書く(半日がネタ決め)」って決めようと思います。
 でも、こんなことだって、もう4年半も毎月書いているのに、ようやく認識できたのですよ。


 人は、習慣化していることや、既成概念化していることは、何かのきっかけがないと、見直すことができないものです。
 今のコロナ騒動は、大きな「きっかけ」となる出来事。
 だから「コロナ後の世界」は、今までのマーケットとは様相が変わるのです。

 今読んでいる本に、とってもイイことが書いてありました。
 本はこちら。

☆「How Google Works 〜僕たちの働き方とマネジメント」☆

〜〜〜〜〜〜
 ……ただ、グーグルが成功した最大の理由の1つは、2003年のあの日、私たちが提出した“事業計画”が、じつはまったく計画らしくなかったことにある。財務予想や収入源に関する議論は一切なかった。ユーザ、広告主、あるいはパートナー企業が何を望んでいるか、それが市場セグメントにどのように当てはまるかといった市場調査も行わなかった。
 (中略)
 どのように会社をつくっていくか、もう少し具体的に言えば、ラリーとセルゲイの「エンジニアに聞け」の精神を守りつつ、世界最強のテクノロジー会社に立ち向かい、世界数十億人の生き方を変えるという壮大な志を遂げられるような会社をどのようにつくるかという戦術への言及もなかった。

 触れなかった理由は簡単だ。どうやればいいのか、わからなかったからだ。
 当時、経営戦術についてはっきりしていたのは、私たちが20世紀に学んだことのほとんどは間違っており、それを根本から見直すべき時期が来ている、ということだけだった。
〜〜〜〜〜〜

 世界最先端のシリコンバレーのIT業界でさえ、「私たちが20世紀に学んだことのほとんどは間違っており」なのです。この本を読むと、そのことがよ〜くわかります。

 それなのに!……ですよ。
 1980年以降、日本の生保セールスの世界では、「売り方」「教育」において、ほとんど何も変わっていません。
 それどころか、私がこの業界に入った1995年当時よりも、明らかに退化しているのです!

 そんな状況下において、「50年以上変わらぬ、正しい理論とは真逆の、あなたを売れなくする間違った教え」を、新たな認識もなく、ただただ盲信し、繰り返す……。
 これで廃業しない方が不思議なのです。

 イイですか。マーケットは激変しているのです。
 変わらないのは、生保セールス会社のアホな教えのみ。
 はるか後方に取り残されるのは……当然ですよ。


 最後に、
 「生保セールス進化論」は、新たな認識を得るための、最適のテキストです。
 欲しい人は、お早めに。