生命保険セールスになって3日間だけ使ったけれども、すぐに「禁句」だと気付き、以降、決して口にしなくなった言葉があります。

それは、

「話を聞いていただけませんか?」

この言い方です。

あなた、これ、言っちゃってません?
常に口にしちゃっているという人も、多数いらっしゃるのではないでしょうか。

生命保険セールスになって3日目、私はこの言葉を口にしました。
そして、素っ気無く断られました。

「断られてもくじけるな」?
バカ言ってんじゃありませんよ。
3日目とは言え、私はもはやプロとして仕事をしているのです。
折角打席に立たせてもらったのに、結果を出せなかったら、悔しがるのが当然です。
だから上達するんでしょ?

まず、相手に怒りました(もちろん心の中でですよ)。
「テメ~、おれ様が話をしてやるって言ってるのに、ふざけやがって!」

次に、自分に怒りました。
「何やってんだよオレは・・」
悔しくて悔しくて、その晩、布団に入ったら本当に涙が出て来ました。

次の日から3日間、家から一歩も出られませんでした・・・。

・・メゲちゃったわけではないですよ。
「それなら、何と言えばイイのか?」について考えていたのです。
「もう頭に来た! 断られるなんて屈辱を味わうのは絶対にイヤだ。だから、絶対に断られなくなってやる!」と思って、3日間考えていたのです。

プロとしてこれから仕事をして行くのですから、断られない言葉を身に付けなければなりません。
それができない内に家から出て歩き回ったって、また断られる屈辱を味わうだけです。
そんなの、絶対にイヤですから!


「どうすればイイのか」・・その答えは、すぐに出ました。
「どう言えばイイのか」・・その答えは、簡単には出てきませんでした。

でも、一つだけはっきりと分かったことがありました。
「話を聞いていただけませんか?」・・こういう「言い方」をしてはいけないのだ!ということだけは。


その日からこの言葉は「禁句」となりました。
常に別の「言い方」が試されました。

そしていつしか、断られることはなくなりました。

・・20年の時を経て・・。

ここ2年ほど、世界の最新のマーケティングを勉強しています。
マーケティングプランナーとして、コンサルタントとして、コピーライターとしての勉強です。
毎月、たくさんの成功事例と、そこから得られる教訓が送付されてきます。

そこには、何度も何度も同じことが書かれています。
要約すれば、こういうことです。

「買ってくれませんか?」と聞いてみるビジネスはクダラナイ。だから売れない。

生命保険セールスになって3日目、「話を聞いていただけませんか?」と言って断られた時、「まあ、仕方ないか」と思わずに、怒り、悔しがり、泣き、そして考えた私の行動は正しかったのだ・・とつくづく思います。
そして、「もしもあの時、『営業なんだから、断られるのも仕方ない』なんて思ってしまったら」・・と思うと、恐怖で背筋が寒くなります。

「ああ、やっぱり私の感覚は正しかったのだ! だから楽しく売れたのだ!」と納得できました。

「話を聞いていただけませんか?」
なぜこれが「禁句」なのか?
そして、これに代わる効果的な言葉は何なのか?

あなたはそれを知りたいですか?
それとも「仕方ない」とあきらめたまま、何年も苦しいセールスを続けますか?




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